match result
試合結果
セミファイナル(第7試合)スーパーファイト【Krush -63kg Fight/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
「自分が出るからにはド派手なKOを期待してもらって構いません。それがKrushのために、ファンのためになるなら、そこに全力を注ぎます。だから安心して試合を見てください」と自分がKrushらしいKOを見せると豪語した。
対するトーマスも「お互いアグレッシブで激しく前に出る選手なので、明日もそういう試合になるだろう。自分はいつも対戦相手のことをリスペクトしているけど、試合は試合なので思いっきりいきたいと思う。明日はBig Fight、Big Warになるよ」と激闘を予告。「この試合は次のタイトル挑戦権を取るためのいいチャンスだと思う」と木村戦の先に山崎秀晃へのリベンジ・王座奪還を見据えた。
1R、木村がジャブから強烈な左フック。トーマスも距離を潰して左右のフック、木村の左ボディに左フックを狙う。木村がジャブを突くと、距離を取るトーマス。木村が右ストレートを打つとトーマスも右ストレート。木村が右ストレートを当てるとトーマスはクリンチで追撃を阻止する。やや押され気味のトーマスだったがパンチで飛び込んでハイキック、トーマスと木村は右ストレートと左フックで激しく相打ち。お互いにクリンチがあり、レフェリーは警告を与える。再開後、トーマスが右フックをかぶせてヒザ蹴りを二発。これが両手掴みとして注意が与えられる。再開後、木村がバックキック、トーマスも飛びヒザ蹴りを狙う。
2R、トーマスがワンツーから左ハイキック。木村も右から飛び込んでパンチをまとめる。プレッシャーをかける木村。トーマスは顔面とボディにパンチを打ち分け、左ハイキックにつなげる。トーマスが左ミドルを蹴ると、木村も左フック、そこから打ち下ろしの右ストレート、離れ際に左フック、左ボディを叩き込む。ここでクリンチで逃げるトーマスにレフェリーが注意。木村はボディを狙い、パンチの打ち合いでタイミングよく右フック。これでトーマスがマットに両膝をついてレフェリーがダウンを宣告する。再開後、パンチで突っ込むトーマスに木村が左フックを合わせてダウンを追加。最後はパンチの連打でトーマスが崩れ落ち、木村が3ノックダウンによるKO勝利を収めた。
試合後、木村は「世界の選手はもっと強いと思うんで、しっかりトレーニングして帰ってきます。もっと強くなった姿を見せられると思います。僕はもっともっと進化していきます。トーマス選手、フランスからありがとうございました!」とファン、そして対戦相手のトーマスにメッセージを送った。
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2014年6月12日(木)Krush.42
- 日程
- 2014年06月12日(木)
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 選手