match result
試合結果
トリプルメインイベント第2試合(第7試合)【ISKA世界バンタム級タイトルマッチ/3分5R】
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試合レビュー
対戦相手のウルックは2012年に寺戸とも対戦したプリリップに判定勝利し、若干20歳でISKA世界フェザー級王座(オリエンタルルール)を獲得。昨年はブラジル・サンパウロで行われたWAKO-PROアマチュアの-57kgワンデートーナメントで優勝、飛び込みざまのパンチや変則のキックなど、トリッキーな攻撃を得意とするファイターだ。
前日会見で寺戸は「明日は3分5Rだけどガンガン行って1Rから倒しにいく」と序盤からエンジン全開で行くと予告。「メインがKrushのタイトルマッチで、その下にISKAのタイトルマッチが組まれて正直不満はあります。自分にはそれ以上の試合をする自信はあるし、ISKAの世界タイトルをなめんじゃねえぞという気持ちです」とISKA世界王者としてのプライドを言葉にしている。
一方、ウルックは「日本のファンは激しい試合が好きという印象があるので、みなさんが喜んでくれる試合をしたい。ISKAのベルトをトルコに持ち帰る」とタイトル戦にかける想いを語っている。
1R、パンチとローのフェイントを見せながら前に出ていく寺戸。ウルックもバックキックやローを返すが、寺戸はプレッシャーをかけ続ける。そしてウルックにロープを背負わせると強烈な右フックを叩き込む。ウルックは大の字にマットに倒れてピクリとも動かず。寺戸がその強打を発揮し、ISKA世界王者として3度目の防衛に成功した。
試合後、寺戸は「今日は完璧でしょ? しっかり倒すことが出来て良かったと思います」と笑顔。「このあとBooch Beatの寺崎直樹がベルトに挑戦するんで応援よろしくお願いします」とトリプルメインイベント第3試合に登場する同門の寺崎直樹にエールを送った。
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2014年7月13日(日)Krush.43
- 日程
- 2014年07月13日(日)
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 選手