match result
試合結果
トリプルメインイベント第1試合(第6試合)【Krush女子タイトルマッチ/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
挑戦者に選ばれたのは正道会館の谷山。谷山は2009・2010年の極真会館世界女子空手道選手権大会・軽量級で二連覇を飾り、2010年12月にプロデビュー。3年間で2つの国内チャンピオンベルトを獲得した、国内女子きっての実力者だ。
前日会見で両者は「Krushチャンピオンとしてしっかり倒したいと思います」(朱里)、「朱里選手はすごく強い選手だと思います。でもそういった選手に勝てるように頑張りたい」(谷山)とコメント。
王者・朱里のリクエストにより、今回から女子のタイトルマッチも男子と同じ3分3R延長1R制に変更。さらにトリプルメインイベントの第1試合を任された。両者にとっては最高の舞台が用意されたことになるが「男子よりも激しい試合をしたい」(朱里)、「女子でも激しい試合をしたい」(谷山)と、王者・挑戦者ともに男子を超える試合をすると闘志を燃やした。
1R、蹴り技が得意な谷山はリングの中をグルグルと回り、前蹴りと左右のミドル。朱里は距離を詰めてパンチの勝負に持ち込もうとするが、谷山の蹴りとパンチのカウンターにペースを掴めない。それでも前に出続ける朱里は終盤、右フックをヒットさせる。
2R、ここも谷山がジャブ&前蹴りで距離を取り、朱里がそれを追いかける展開が続く。1Rよりも距離が詰まり、朱里が右フックをヒットさせて、谷山の動きを止める。しかし谷山も朱里の顔面とボディに前蹴りを散らして、左右のストレートで迎え撃つ。
3R、谷山の前蹴りやミドルをもらっても下がらない朱里。ボディへのヒザ蹴り、右ストレート、離れ際の左フックで攻め込む。さらに朱里はバックブロー、右ストレート、飛び込みながらの左フックをヒットさせて、攻勢を印象付ける。このまま試合終了となり、3分3R前に出続けた朱里が谷山を撃破し、初防衛に成功した。
試合後、朱里は「タイトルを防衛することが出来ましたが、倒すことは出来ませんでした。でも私はどんどん強くなっています。これからもKrushで男子よりも刺激的な試合をできるよう頑張ります」と挨拶。そして「K-1に出たい!よろしくお願いします!」と熱望するK-1参戦をアピールした。
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