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試合結果
第8試合【Krush -58kg級タイトルマッチ/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
迎え撃つ武尊は度重なる大滝の挑発行為に対して「いい感じにイライラが溜まっている。試合の時には攻撃力が上がっていると思う。公開練習で自分の顔がプリントされたTシャツを破る姿を見て、コイツぶっ壊してやろうと思った」と破壊宣言
前日会見では「自分も相手を壊す必殺技を身につけてしまった。明日は人が壊れるところを見に来て欲しい」と語り「まだタイトルマッチでKO勝ちしていないので、明日はKO防衛して勝利のバク宙を見せる」とKO防衛を予告している。
1R、大滝がジャブとインローで前進、右ストレートにつなげる。武尊は前蹴りとローを蹴って、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。左フックで飛び込む大滝に対して、武尊も右ストレートを返して突進。前蹴りとヒザ蹴りでボディを攻め、右フックとハイキック、飛びヒザ蹴りから一気に連打をまとめる。大滝も下がりながら左フックを返し、武尊がバランスを崩すが、これはダウンにならず。ラウンド終了まで両者は打ち合い、ゴングが鳴ると額をつけて睨み合う。
2R、武尊が左右のハイキックと左の前蹴り、大滝も左フックで飛び込む。武尊は飛びヒザ蹴りから左右のフック、大滝も右フックを当てて前に出る。お互いにパンチとヒザ蹴りで打ち合う展開が続き、大滝が右アッパーと左フック。武尊は左右のヒザ蹴りで徹底的にボディを攻め、大滝の動きが止まったところで強烈な左ボディ。これで大滝からダウンを奪う。再開後、武尊はバックキックをボディに突き刺し、すぐさまボディに連打をまとめてダウンを追加する。
3R、武尊は前蹴りで距離を取り、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。大滝もそこにパンチのカウンターを狙うが、武尊は下がらない。ボディ攻めで前に出る武尊は左ボディを突き刺すと、大滝がうずくまるように崩れ落ち、レフェリーがダウンを宣告する。再開後、下がる大滝を武尊が追いかけるように左ボディとヒザ蹴り。KO勝ちこそ逃したものの、武尊が大差の判定勝利で3度目の防衛に成功した。
試合後、武尊は「Krushではヒロ君(卜部弘嵩)の3回防衛が最多記録で、今日で僕も3回目の防衛に成功しました。僕はMr.Krushと呼ばれたいので、ヒロ君の記録に並べて良かったです」とマイクアピール。「4月19日にK-1 WORLD GPで55kgのトーナメントが開催されます。Krush代表としてK-1で世界チャンピオンになって、Krushに帰ってきます!」とKrush王者としてのK-1出撃を宣言した。
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