match result
試合結果
【第3代Krush -70kg級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
無心で戦うことをテーマに掲げていた中島は「もっと上を目指す上で本当に負けられないので、ここから一個一個、勝っていく」と”負けられない戦い”になると強調し、中島戦がが自分が成長するために必要な試合と語る松倉も「ここは勝負所って感じだし、いつも自分は会見でおちゃらけている感じだけど、今回はそういう感情が出てこない」と語った。
1R、互いにローを蹴り合う展開から松倉が左ミドル、中島は奥足ローを蹴る。中島はジャブ・アッパーからパンチを狙うと、松倉も右ストレートを返す。左ミドル、ジャブと右ローで前に出る中島。松倉はしっかりと距離を取って右ロー、中島もすぐに右ローを蹴り返す。
2R、中島は左ミドルと奥足ロー。松倉は右ローを蹴って、中島の蹴りに右ストレートを狙う。お互いにミドルとローを蹴り合い、一進一退の攻防が続く中、松倉が細かいパンチのコンビネーションから左ボディ。中島はしっかりガードを固めて右ローにつなげる。リズムを取って左ミドルを蹴っていく中島。距離が詰まるとヒザ蹴りを突き上げる。松倉もそこに右アッパーを返し、前蹴りと右ミドルで譲らない。
3R、中島がジャブから右アッパー、松倉も右ストレートと左フックを返す。中島は右アッパーから突進して飛びヒザ蹴り、松倉も距離を詰めて左右のボディを打ち込む。中島は距離を取って右ハイ、左ミドル、右ロー、奥足ロー。松倉はジャブからパンチをまとめるが、中島は左ミドルを蹴り返す。残り30秒、中島が右ハイキックと飛びヒザ蹴り。松倉が左右のフックで前に出ると、中島はヒザ蹴りを突き刺す。
手に汗握る熱戦は判定3-0で中島に軍配。松倉との元同門対決をした中島がトーナメント決勝進出を決めた。この結果により4月12日(日)東京・後楽園ホール「Krush.53」にて第3代Krush-70kg級王座決定戦として中島VS山崎陽一が決定、両者はリング上から王座決定戦へ向けての意気込みを語った。
「昔同じジムだった松倉が強くなっていて、自分の中でプレッシャーがあったんですけどみんなの応援で勝つことが出来ました。試合前に言うことを決めてたけど忘れちゃったんで…今度言います。山崎選手には1回負けているので、リベンジしてチャンピオンになります」(中島)
「今日の試合はどっちが勝つか分からなかったけど、中島選手とやることになりました。4月12日はKOだけを狙って、KOを期待されて、KOすることに挑戦します」(山崎)
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