match result
試合結果
セミファイナル(第8試合)【Krush -55kg Fight/3分3R・延長1R】
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試合レビュー
両者とも「勝てば新しい道が切り拓ける」(匠)、「お互いに負けられない試合になる」(堀尾)と、この試合が重要な試合になると位置づけ、4・19K-1代々木大会で行われるK-1 WORLD GP-55kg初代王座決定トーナメントを向こうに回し、匠は「55kg級で一番速いファイターはKrushにいる」、堀尾は「Krushの55kg級にはこの二人がいる”とアピールする」とKrushでの戦いに対する誇りを口にした。
1R、堀尾がじりじりとプレッシャーをかけて右ミドル、右ロー、二段蹴り。匠は右ストレートとヒザ蹴りで迎え撃つ。堀尾はミドルを蹴って前に出て飛びヒザ蹴りからパンチをまとめる。匠も的確に右ストレートを当てて譲らない。
2R、ミドルとローで攻める堀尾、匠はカウンターの右ストレートを当てる。下がらない堀尾はミドルとローで距離を詰めて、飛びヒザ蹴りを繰り出す。しかし匠も右ストレートを起点に徐々に前に出て、終盤、スピーディな連打で堀尾を攻め込む。
3R、ここも先にプレッシャーをかけるのは堀尾。パンチ&ローで手数を増やすが、匠も鋭い右ストレートからパンチをまとめて譲らない。右フックからの連打・飛びヒザ蹴りで前に出る堀尾。匠もブロックを固めて右ストレートを返し、両者が足を止めて激しく打ち合う。このまま本戦終了となり、ジャッジ1名が30-29で匠を支持したものの、残り2名は29‐29、30-30と差をつけずに延長戦へ。
延長R、先に前に出たのは堀尾。右ロー・右ハイで匠を下がらせて、右フックを叩きつけて攻め込む。匠も右ストレートとボディへのヒザ蹴りを返して応戦。このラウンドも最後まで激しい打ち合いが続き、一進一退の攻防となったが、判定は2-1で堀尾の勝利。55kgのトップファイター対決を堀尾が制した。
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