match result

試合結果

メインイベント(第8試合)/TOKYO×NAGOYA・5対5マッチ大将戦/Krush -65kgタイトルマッチ /3分3R・延長1R】

NOMAN

NOMAN / Noman

判定1-1
10:9/9:10/10:10

泰斗

泰斗 / Taito

    所属ジム
    LEOPARD GYM
    戦歴
    29戦 19勝(7KO) 7敗 3分
    40戦 15勝(6KO) 24敗 1分
    生年月日
    1984.9.11
    1987.12.19
    身長・体重
    170cm ・ 0.0kg
    175cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    愛媛県今治市
    愛知県名古屋市
    SNS

review

試合レビュー

 今大会(主催者発表=1820人満員)のメインイベントTOKYO×NAGOYA・5対5マッチの大将戦は王者NOMANに地元・名古屋の泰斗が挑む-65kgタイトルマッチだ。

 今回が第3代王者としての初防衛戦になるNOMANだが「アウェーで戦うのも久々なので何も考えずに泰斗選手にぶつかっていきたいと思います」と気負いはなく、敵地での試合についても「強いやつはどこでやっても勝つ」とキッパリ。

 一方、念願の地元・名古屋でのタイトル挑戦となる泰斗は「早くベルトが欲しいという気持ちでいっぱいです。名古屋のみなさんの応援は力になる」と興奮気味に語り「僕の試合はお祭り全開なんで、今年の夏もお祭り全開で最終的にベルトを獲る」と誰よりも試合を盛り上げると宣言した。

 注目カードがずらりと並ぶ中でメインイベントとして大会を締めくくることになった王者NOMANと挑戦者・泰斗。Krushの歴史に残る試合で最後にベルトを巻いているのは王者か? それとも挑戦者か?

 1R、泰斗が距離を取りながら右ロー、NOMANも左ミドルとインローを返す。泰斗がじりじりと前に出てパンチから右ロー、NOMANもジャブを返して前に出ていく。そして泰斗をコーナーに詰めるとボディブローと飛びヒザ蹴りを繰り出す。一瞬、動きが止まる泰斗だったが、態勢を立て直すと右ストレートを返す。最後はNOMANがプレッシャーをかける展開でラウンド終了となった。

 2R、NOMANが細かいフェイントから左ミドル。泰斗は右ローを返して、バックスピンキックを狙う。プレッシャーをかけてジャブとボディストレートを打つNOMAN。泰斗は右ローと右ミドル、NOMANは細かくフェイントを入れて右ストレート。泰斗も右ハイキック・右ミドルを狙い、二段蹴りまで繰り出す。

 3R、泰斗がパンチから右ハイキック。NOMANもハイキックを蹴り返して右フック、飛びヒザ蹴りを発射する。左フックと右ハイキックの泰斗、NOMANはボディに攻撃を集めて飛びヒザ蹴りを狙う。右フックをかぶせて前に出るNOMAN。泰斗はバックブローと右ストレート、右のパンチから前に出ていく。NOMANはインローと右フックを返すが、終盤、泰斗がNOMANをロープに詰めてパンチをまとめる。判定はジャッジ1名が30-29でNOMANを支持したものの、残り2名は29‐29、30-30とし、試合は延長戦へ。

 延長R、右ローの蹴り合いから、泰斗が右ハイキックを蹴る。NOMANは左ボディと右ストレート、ローから顔面への右フックにつなげる。右ストレートから前に出ていく泰斗。NOMANはインローから右フックを強振する。泰斗がジャブから前に出てバックスピンキック、NOMANは飛びヒザ蹴り。泰斗が前に出て連打すると、NOMANも右フックを叩きつける。どちらも大きな差がないまま試合は終わり、判定は三者三様1-1のドロー。-65kgタイトルマッチは王者NOMANのドロー防衛という形に終わった。

 試合後、NOMANは「この内容じゃ申し訳ないんですけど、泰斗選手の気持ちをぎりぎりでかわすことが出来ました。これから日々努力して野杁(正明)選手や木村(”フィリップ”ミノル)選手に挑戦できるように頑張りますので、よかったら応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

■試合後のNOMANのコメント
「見ての通り、ひどい試合で何を言われても受け止めます。チャンピオンらしい試合なんて一つも出来ていないし、木村選手がオフィシャルHPのアンケートで言っていた日本10位くらいの試合という意見も分かるし、僕的にも20位くらいの試合をしたなっていう感覚です。(その要因は?)単に実力不足だし、地味だし、それを克服する練習も出来ていなかったし、雰囲気に飲まれたのを実感しています。

(敵地の防衛は難しい?)向こうの声援が聞こえたし、冷静でいるつもりでもジャッジも声援であっちにつけるなというのが分かりました。どんなスポーツでも周りの雰囲気で判定は変わると思うし、別にそれはおかしいことだとは思わないです。延長が終わった時は負けはないけど…負けたなという感覚です。(本戦と延長で切り替えたことは?)倒せる自信がなかったので、クリーンヒットさえ奪えば勝つと思って守りに入っちゃいました。もし僕が観客として見ていたらクソ試合だと言っているだろうし、本当にそんな感じです(苦笑)。最低でもダウンを取らないと勝てないと思っていたので運が良かったです。泰斗選手の気迫がもうちょっとあればベルトを獲られていた試合で、防衛は出来たけど負けた感覚です。

(ドロー防衛については?)批判だらけだと思うので、どんどん批判してください。それはしょうがないです。(結果的に65kgで初めて防衛したチャンピオンになったが)HIROYA選手や寺崎選手に謝りたいです。ちょっとひどすぎるんで…ちょっと価値を下げちゃったかなと思います(苦笑)。(セミの試合は意識した?)それもありましたけど余裕がないんで、自分の試合に集中しようと思いました。でも最低限の防衛という結果だけで、内容は批判しかないです。(今後については?)次にこのベルトを狙っている人にとって僕は楽勝とかボーナスゲームだと思われると思うので、必死に練習して頑張るだけです」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2015年8月22日(土)Krush.57 ~in NAGOYA~
日程
2015年08月22日(土)
会場
愛知・名古屋国際会議場イベントホール
選手
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