第6試合はKrushライト級ワンマッチ。第8代Krushライト級王者・里見柚己がK-1 GROUP初参戦の永澤サムエル聖光を迎え撃つ。里見は今年2月にベルトを失った伊藤健人戦以来の再起戦。対する永澤はムエタイルールからの転向となるが、前日会見では「普通にぶっ飛ばす」と自信を見せた。
1R、永澤が左ジャブを突いて前進。サウスポーの里見は下がりながら左ハイ、左ストレートを伸ばす。永澤の左ミドルに合わせて左ストレートを伸ばすのが里見。フェイントから伸ばした里見の左ストレートが永澤の顔面を捉えてダウンを奪う。立ち上がった永澤へさらに左フックを伸ばす里見。バランスを崩しながら逃げる永澤を追う里見が右フックを突き上げると、永澤が倒れ込むように2度目のダウン。レフェリーがカウントを止め、里見のKO勝利を宣言した。
里見はマイクを向けられると「みんなの応援がなかったらこんなにがんばれていなかった」と周囲や観客に向け感謝の言葉。そして「Krushはこういう試合。勝つときはド派手なKOが一番似合う。これからも体現していく」と宣言。そして12月のK-1への出場を志願し「そろそろ外国人と戦いたいので応援してほしい」とファンへ呼びかけた。