瓦田は昨年行われた第6代Krushライト級王座決定トーナメントを勝ち上がり悲願の王者に。しかし4月の初防衛戦で大沢文也にダウ運を奪われ王座陥落となってしまう。今回は再起第1戦。対する昇也は同トーナメント1回戦で瓦田と対戦が組まれるも計量オーバー。試合はワンマッチとして行わるも本領発揮ならずに敗れ、今年7月のKO勝利を経て瓦田へのリベンジに挑む。
1R、ガードをしっかり固める瓦田に対し、昇也はノーガードからサウスポーで向かい、左ストレートと右フックの強打で猛攻。しかし瓦田は冷静にブロックし、ショートフックを打ち返し、ボディにヒザを突き刺して効かす。そして昇也のガードが落ちるとさらにショートの右ストレートと左フックを打ち込む。ボディにダメージを見せた昇也だが、持ち直すと再び圧力を掛けていく。
2R、昇也は力強いパンチからのローキック。だが瓦田はガードを崩さない。押し合いとなっても上背を活かして昇也に対し押し負けない。瓦田は接近戦ではヒザ、距離ができるとミドルを当てていく。
3R、気合いの入った表情の昇也は左ミドル、左ローを放って前に行く。瓦田は前進に右ヒザを合わせるが、昇也は前に出る圧力でヒザの威力を潰し体にボディブロー&ローキック。瓦田も最後まで昇也のボディにヒザを放って終える。
判定は30-29、29-29、30-30で昇也に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
EXRの開始から瓦田は前に出ていくが、昇也はニヤリと笑い、これまでのように前進。瓦田がヒザを入れても昇也は再び笑みを見せ、瓦田を押す。瓦田は頭を低くしてプッシュからのローキック。昇也やこの圧力を持て余し気味だが、押し返して左ローを連打。昇也はパンチを織り交ぜ、ローで瓦田を揺るがし試合を終える。
判定は10-9で瓦田、10-9で昇也と割れた後で最後の1者は10-9で昇也。リベンジを果たした。