match result
試合結果
メインイベント(第10試合)/Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
- TANG TANG FIGHT CLUB
- 戦歴
- 55戦 34勝(8KO) 20敗 1分
- 14戦 9勝(5KO) 5敗 0分
- 生年月日
- 1990.11.20
- 1997.4.30
- 身長・体重
- 173cm ・ 65.0kg
- 177cm ・ 65.0kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- 東京都町田市
- 埼玉県草加市
review
試合レビュー
1R、寺島は左の掛け蹴りで先制。その後も小刻みにステップを踏む。佐々木はローを入れて様子見する。プレッシャーを掛けて寺島をロープ際に追いワンツー。寺島はこれをクリーンヒットさせず、逆に左フックで切り込む。
2R、佐々木はやはりプレッシャーを発していくが、寺島がステップインしての右ストレート、ワンツーからの左ジャブを当てる。寺島はその後も速いステップインからの左フック、左ボディフックとパンチのヒットを増やしていく。佐々木が挽回に来ようとすると三日月蹴りを連発してストップする。
3R、佐々木は前進を強めて寺島を追い右ストレートを当て寺島をヨロめかせる。佐々木は右ストレート、右フック、左フックとさらに見舞ってダウンを奪取する。佐々木は攻勢の手を緩めず左フックと右ストレートを打ち込み、レフェリーがここで試合を止めた。
佐々木のマイク
「ご来場頂いたみなさん、ABEMAで視聴頂いたみなさん、ありがとうございました! Krush.138どうでしたか? なかなかKOができずお待たせしました! 9月11日、K-1横浜大会よこはまつりで大和哲也選手の参戦が発表されてます。挑戦者、僕しかいないでしょ? Krush王者としてK-1王者に挑ませてください! 判定王者と言われてきましたが、KOする感覚を掴めたので、KOを量産できるよう、高みを目指していきますので、よろしくお願いします。明後日THE MATCH、ヒデさん、野杁正明、武尊、繋げました! ありがとうございました!」
■佐々木大蔵のコメント
「いやーここに来てKOできると思わなかったです。1、2Rと捕まえ切れない寺島選手の動きに動揺はしてなかったんですけど、少し時間が掛かる展開になって、ようやく3Rに捕まえることができてよかったなと思います。(3Rまであえて抑えていたところがあった?)そんな器用にはできなかったです。1・2Rで捕まえ切れない、いつもだったら自分が布石を出していく段階で掴めるものがあるんですけど、それを掴ませてもらえないっていうのは寺島選手のテクニックを感じましたし、1R初っ端に変則のハイキックをもらって予想外というか、自分自身少し動揺したのかなっていうところがありました。
(3Rは)行くぞーって感じでした(笑)。ここで行かなきゃいつ行くんだっていう感じで、ああいう展開っていうのは練習とかイメージではたくさんしていたので、ここでそういった場面を出せてよかったと終わって思います。(KOは)本当に自分は自分を貫くというか、あまりKOにこだわらず、なるべくしてそういう結果になったというか。やっぱり理由なくして結果というのは生まれないと今まで経験しているので、練習の段階でこうしていたっていうのも、自分としても経験値というか自信になった部分ではあります。
(左ミドルが少なかったのは)蹴りもジャブもリードとして自分が出すもので、少し遠いなって。練習ではみなさんに“遠く感じる”ってよく言われるんですけど、なんか自分が寺島選手にそういう距離の遠さっていうのをすごく感じて、これは不用意に出せないなって。あとは出入りが速いのでそういった部分で怖かったっていうのはあります。
1R、2R、3Rって進んでいく中で詰められたものはあったのかな、時間が解決してくれたのかなっていうところも自分の中では感じました。そういった部分では経験だったり、そういう部分もあるのかなって。まだフワフワした状態なので、試合の映像を見て振り返ってこの経験を糧にしていきたいと思います。
今までK-1のタイトルっていうものに自分で発言して来なかったですし、自分でするものじゃないなと感じていたんですけど、周りの方でそういう声が上がってきている中、最後どうするのかってなった時に自分の言葉で発言しないと、また過ぎ去ってしまうこのチャンスを逃したくないなと思ったので、K-1でKO主義というのが謳われている中、自分がそういう結果を出せたところで、自分の後押しとしてあの発言をさせてもらいました。
あのまま行っていたら負けていたので、もう倒さないとこの結果には結びつかなかったと思います。あそこで“行かなきゃやられる”っていう恐怖は感じてましたし、ラウンド間でセコンドの方にもそう言われていたので出ざるを得なかったというか。でも自分のスタイルの中で“俺は判定で貫くんだ”っていうことではなくて、やっぱり自分自身もKO、倒し切るっていうのは常々あって練習もしているので、まだまだだからこそ高みを目指して、日々精進というか格闘技に対する追求心を持ちながらやってます。
(K-1のタイトルマッチは)もうダイレクトでいいんじゃないかなと自分の中では思いますけど決めるのは運営さんなので。後はファンの方の声ですごく変わってくると思うので、みなさんの力を、僕の背中を押してください。
(不可思戦ではTKOがあったが、KO勝ちはいつ以来?)僕も全然“いつKOしたっけな?”っていうぐらいで。不可思戦も本当にKOなのかなって感じていたので、何年ぶりかちょっと分からないです。(指摘を受け)8年ぶりか。8年もがいてました(笑)。(KOの感触は)持っておいていいものなのかなと思うんですけど、やっぱり対戦相手も変化していく訳で、その中で倒す場面が来れば。自分としてはそこも一つ課題としてあるので、KOできるよう、今日の感触を忘れないようやっていきたいと思います。
無事10連勝、2ケタ台に突入することができました。次戦、9月11日よこはまつり大会で大和哲也選手とタイトルマッチできたらいいなと思ってます。K-1チャンピオンとKrushチャンピオン、どちらが強いのがハッキリさせられるように自分もまだまだ高みを目指していきますので、大和哲也選手待っててください!」
■寺島輝のコメント
「まだまだ未熟だなっていう部分が垣間見えた試合でした。セコンドと自分の感覚では2R取ったかなみたいな感じはあったので、そういう場面になってからベテランのっていうか、自分の弱さが出ちゃったかなっていう感じです。だから2Rは作戦通り、練習通りでした。
1・2Rで攻撃をもらったりした場面もあったんですけど“そんなにないな”自分の中で思って、“打ち合っちゃってもいいかな”とか思ったのが敗因ですかね。やっぱりもらい過ぎでした。まだ僕はベルトには早かったっていうことですかね。悔しいですけど、また応援してくれる人のためにも、自分のためにも頑張っていきます、一つ一つ課題をクリアしていきたいなって思います」
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