match result
試合結果
メインイベント(第7試合)/Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- 谷山ジム
- TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO
- 戦歴
- 68戦 40勝(14KO) 22敗 6分
- 11戦 7勝(3KO) 4敗 0分
- 生年月日
- 1988.11.5
- 1996.3.21
- 身長・体重
- 174cm ・ 67.5kg
- 180cm ・ 67.5kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- 新潟県胎内市
- 埼玉県入間市
review
試合レビュー
2R、加藤はローで意識を下げさせ、右ストレートを2度クリーンヒット。山際は後退するもロープに救われる。山際も蹴り返すが、加藤が圧力を掛けていく。加藤はカーフキック(膝から下へのローキック)を効果的にヒットさせる。
3R、加藤はこのラウンドもカーフキックを決める。山際は足にダメージがうかがえるがパンチを振るっていく。しかし加藤にヘッドスリップされて当てられない。両者組みが多くなりレフェリーが注意する。加藤はジャンプしての二段蹴りから打ち下ろしの右ストレート、連打を決めてダウンを奪う。立ち上がった山際だが反撃に振るったパンチはとらえられずゴングとなる。判定は30-26、30-26、30-27の3-0で加藤。兄レオナともにKrush史上初となる兄弟同時王者となった。
加藤のマイク
「試合前の12月末に兄ちゃんとスパーして肩を脱臼したり、すごい不安だったんですけど『俺ならできる』と信じて、ここまでやってきてよかったです。空手時代から応援してくれたお父さんとか、亡くなっちゃったんですけどお母さんにベルト姿を見せられてめちゃめちゃ嬉しいです。これからK-1の方もチャンピオンを目指して頑張っていくので応援よろしくお願いします。たくさん応援してくれた人たちや友だちだったり、本当にやっていてよかったと思いました。前回、変な勝ち方しちゃったんですけど、もう1回タイトルマッチで松岡力選手と戦いたいです。今日は余韻に浸って、明日からは女の子のために頑張ります(笑)」
■試合後の加藤虎於奈のコメント
「試合前から勝ちに徹すると言っていたのですが、試合になったらしっかり倒そうと思っていたんですよ。でも必ずベルトを獲らなきゃいけないというプレッシャーも少なからずあって、詰めるところで詰められなかったのは反省点です。今回ベルトを獲れたので次からは倒せるチャンピオンになりたいと思います。
(カーフキックは狙っていた?)あれは勝手に出ちゃいました。一発蹴ったらバランスを崩してくれたので、それでバシバシ蹴っていきました。事前に用意していたわけじゃなくて、自然に出ましたね。でもあれを凄く嫌がっていたので、そこから組み立てようと思って、バランスが崩れたところをパンチで狙っていきました。ダウンを奪った時に立ち上がってこないと思っていたのですが、立ち上がってきたので『うわー…』と思いました。(今後の目標は?)今回は勝ちに徹してしまったので、次からは倒せるチャンピオンになりたいです。これから闘う相手は全員倒していこうと思います。
(肩の怪我について)12月末のスパーリング中に右肩を脱臼しちゃって、試合まで右肩をかばいなら練習していました。試合中にもし脱臼したら続行できないよねと話していたので、ずっと不安な気持ちのままやっていました。(左肘もアイシングしているが?)山際選手の右ミドルを変な受け方しちゃって、それで1Rに痛めちゃいました。試合中はアドレナリンが出たんですけど、ジャブが少なめになっちゃいました。(3R序盤に詰められたが)向こうが攻めて来て、距離をつめてきたので、それでクリンチになってしまいました。そういう反省点も出て、それをクリアできないとこれから勝てないと思います。
(今後の目標は?)これからもっと強い相手が出てくると思うし、トップ選手に勝っていきたい。いずれK-1でウェルター級王座決定トーナメントもあると思うので、Krushのベルトと共にトーナメントに出たいです。まだ僕は頼りないチャンピオンだと思いますが、兄ちゃんみたいな頼りがいがあるチャンピオンになりたいです」
■試合後の山際和希のコメント
「見事にやられたなって感じです。思ったような試合をやらせてもらえなかったです。パンチをもうちょっと当てて、上に意識を散らせて蹴る。それで下を嫌がったらパンチでKOというシナリオを描いていたんですけど、ジャブも当たらなかったですね。距離が遠くて。それでなかなか(加藤が)中に入ってこなくて。そう思っていたところで3Rに倒されて。リズムを崩されて相手にペースを持っていかれた試合でした。
(カーフキックを蹴られていたが?)足の先を蹴られるのでバランスを崩すだけで、そこまでダメージはなかったです。ただ見栄えが悪かったです。あれで1Rはとられたと思ったので、2・3Rに距離を潰そうと思って。加藤選手はスタミナに難があると思ったので、そこを狙おうと思っていたら。パンチを合わされたので完敗です。(失ったベルトについて)機会があれば挑戦させてもらいたいですし、僕はKrushのベルトを獲ってすごく成長させてもらって。今までは普通に試合をして家に帰るだけだったのですが、大会を背負う意識になって、倒しに行く戦い方をするようになりました。
(今後の目標は?)Krushのベルトを失ってしまいましたが、まだまだ現役は続けますし、自分の名前でK-1に出たいし、K-1チャンピオンにもなりたいです。野杁正明選手や木村“フィリップ”ミノル選手にも挑戦したいし、まだまだ僕の格闘技人生は続くので、ちょっと休んでまた頑張ります」
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