match result
試合結果
メインイベント(第8試合)◎Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- ウィラサクレック・フェアテックスジム
- リーブルロア
- 戦歴
- 151戦 116勝(26KO) 32敗 3分
- 13戦 9勝(6KO) 4敗 0分
- 生年月日
- 1992.12.12
- 1998.5.20
- 身長・体重
- 167cm ・ 62.5kg
- 171cm ・ 62.5kg
- ファイトスタイル
- サウスポー
- オーソドックス
- 出身地
- タイ・ナコンパノム
- 群馬県太田市
review
試合レビュー
https://www.k-1.co.jp/krush/news/31870/
大会名称・ロゴがかつての「Krush」に戻り、新たなスタートとなった今大会。メインイベントにはKrushライト級タイトルマッチが組まれ、10カ月ぶりのリングとなる王者ゴンナパーが、ライト級に階級を上げて2戦2勝2KOと絶好調の横山の挑戦を受けた。
1R、サウスポーのゴンナパーに対し、横山は臆さず踏み込み右ボディフックを打ち込む。ゴンナパーの左ミドルもスウェーでかわし、横山は左フック、右ストレートと見舞っていく。ゴンナパーは顔の前にガードを上げて進み、左ミドルを放つ。横山はゴンナパーの左ミドルに左フックをカウンターで合わせる。横山はロープ・コーナー際を回っていく。左ミドル、左ストレートと襲い掛かるゴンナパーだが、横山はボディワークでかわす。のっしのっしと歩を進めるゴンナパー。跳びヒザを放つが横山は横にかわす。
2R、横山は後ろ回し蹴りを見せるが、ゴンナパーはこれを当てさせず前蹴り、左ストレート、左ミドルと圧力を増していく。距離を詰めていくゴンナパー。横山は左ストレートを被弾するが、ここから左フックを2度、3度と当てる。さらにバックブローを放つ横山だが、ゴンナパーはこれをブロックして左ストレート。横山はこの一打が効いたか失速し、攻撃をかわしこそするも手数が減る。ゴンナパーは跳びヒザ、ハイキックと横山に迫る。横山は詰められながらも左ストレートを返す。しかしゴンナパーは左ストレートを強打で打ちつけダウンを迫る。
3R、ゴンナパーは右前蹴り、左ミドルを当て、さらに左フック、右フックとヒットを重ねる。ゴンナパーは前に出て距離を詰め横山にステップさせない。横山はゴンナパーの蹴りに左右のフックをカウンターで合わせるが、ゴンナパーはガードの意識がしっかりしており当てさせない。横山が跳びヒザを見舞ってもゴンナパーは叩き落とし当てさせない。ゴンナパーは最後まで前に前に向かっていく。判定は29-29、29-28、30-28の2-0でゴンナパー。Krush王座を守った。
※2月13日に発表された試合結果についてのプレスリリース※
https://www.k-1.co.jp/krush/news/31870/
ゴンナパーのマイク
「みなさん、こんばんは。今日は自分の仕事ができてとても嬉しい。今後自分にはもっと大きな目標がある。次はぜひK-1のベルトがほしい。次も全力で戦うし、K-1チャンピオンになりたい。最後に応援してくれているファンのみなさんに感謝したい。ありがとうございました」
■試合後のゴンナパー・ウィラサクレック選手のコメント
「(試合を振り返って?)防衛できてうれしいよ。(試合の出来としては?)自分の中ではあまりうまくいったと思ってなくて、ブランクがあって動きが悪かったと思う。今後、試合を短いスパンでやっていけば、自分の身体もどんどんよくなっていくと思っている。
(対戦相手の印象は?)思っていたとおり、動きが速かった。ボクシングのテクニックもあったし、ステップもよかった。ただ、スピードはあっても攻撃の重さは感じなかった。(自分のパンチが当たらなかったことについては?)イライラはしてないよ。自分のパンチが当たったり当たらなかったり、相手のパンチも当たったり当たらなかったり、そういう試合だったと思う。(作戦は?)自分のいつものスタイルでやろうと思っていた。左の蹴りから入るスタイルだね。
(2-0という判定については?)正直、悲しい部分があります。ジャッジ一名がドローにしたことは悲しいと思うし、今後戦いにくるタイ人選手の気持ちをそいでしまうような行為だったのではないかと思って残念だ。
(K-1のベルトについては?)今回、日本に帰ってくるにあたって、一つの強い気持ちがあって、それはK-1のライト級のベルトがほしいということ。左手にKrushのベルト、右手にK-1のベルトというのが自分の夢だ。可能であれば近いうち、できれば3月にでも、そういう試合ができればと思っている。スパンが短ければ短いほど、自分のコンディションはどんどん仕上がっていくと思う。(今後の目標は?)今後も精一杯自分の仕事をして、K-1のベルトを獲ることが目標だよ」
■試合後の横山巧選手のコメント
「(試合を振り返って?)ゴンナパー選手、すごく強かったです。(対戦相手の印象は?)身体が強かったですね。どんなにパンチを当てても倒れなかったんで。感触はかなりあったんですけど、この強さじゃ足りないのかなと思いました。ガードがガチガチなのは、いろんな試合を見ていてわかっていて。ガードを固めてるので、カウンターを狙うしかないなと思って、何発か入ってたと思うんですけど、倒れなかったですね。圧力をガンガンかけてきて、それプラス蹴り技が何発も来て、徐々に体力が奪われました。
(届かない壁ではない?)まあ、そうですね。パンチをもらってはいたんですけど、倒れるほどの強さではなかったので。あとは自分のパンチ力を磨けば、次はカウンターで倒せるんじゃないかと思ってます。ゴンナパー選手はいろんな選手を倒してるので、相当な強さだとは思ってたんですけど、実際もらった感じだと、そんなに気絶するほどのパンチ力じゃないなと思いました。(今後の目標は?)とりあえずいまは先のことは考えられてないですけど、イチから這い上がっていくので応援よろしくお願いいたします」
・当該試合、第2ラウンドを10-10としたジャッジ山崎氏の採点が不当であると判断し、その結果を以下のとおり変更する。
・第2ラウンド、ジャッジ:山崎明の採点を10-9(ゴンナパー選手優勢)とし、同ジャッジの本戦、全3ラウンド合計の採点を29-29ドローから29-28(ゴンナパー選手勝利)と変更する。これに伴い、この試合の公式記録は本戦3ラウンド、判定3-0ゴンナパー選手の勝利とする。
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2020年1月25日(土)Krush.110
- 日程
- 2020年01月25日(土)
- 会場
- 後楽園ホール
- 選手