1R、ともにオーソドックスでジャブでの探り合いから右ミドルを当てていくのは山本。そこから徐々にペースを握り、圧力を利かせていく。鈴輝も接近した際のフック・ストレートで反撃する。さらに鈴輝は右ローを軸に手数を増やし、山本のヒザ蹴りに右フックをカウンターで合わせてダウンを奪う。
2R、前に出る山本だが、鈴輝は左右のフックを当てる。鈴輝は左右フック&ローを当てながら前に出て、フックからボディへのヒザを当ててダウンを奪う。立ち上がった山本だが、鈴輝は右ハイキックを振り抜き、山本をマットに沈めた。
■試合後の鈴輝勇太選手のコメント
「(試合を振り返って?)僕、二連敗してるので、何が何でも復活してやると思ってました。ふつうに判定勝ちしても、ふつうの選手になっちゃうと思うんですよ。崖っぷちのときこそ、逆にKO勝ちを狙って。 しっかり KOできてよかったと思います。(対戦相手の印象は?)僕と同じ戦績の4戦2勝で、2勝のうちどっちもKO勝ちしているので、殺傷能力の高い選手なのかなと。右ハイ、右フックは警戒してました。ローキックを効かせていくというプランで、倒しきれてよかったです。(今後の目標は?)もちろんチャンピオンになることですけど、僕のレベルじゃまだ目指せないので。僕に勝った龍華選手やSEIYA選手には必ずリベンジしたいです。ソイツらを倒して、チャンピオン目指したいです、押忍」