match result
試合結果
第6試合◎Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、島野がジャブから先制するが、成合は島野の右ローに右フックを合わせてヨロめかせる。体勢を戻した島野はジャブから右フック、左インロー・右ローと前に出ていく。しかし成合は臆することなく右フックの強打を振るう。島野は右クロスのカウンターで迎え撃ち、さらに左ボディフック。成合も右ストレートを当て返す。成合は後ろ回し蹴りを放つが、これは島野がブロックし当てさせない。
ダメージがうかがえる島野だが、立ち上がると引かずに打ち合う。成合は右ストレートで島野の顎を上げるが、島野は打ち合いに応じハイキック、右クロス。これに成合は右スイングフック、左フック。島野は顔にヒザを突き上げ、右クロスで成合を倒してダウンを奪い返す。カウントギリギリで立ち上がる成合。島野は左フックを打ち込み、さらに右クロスで向かう。フラつく成合だがダウンを逃れて2Rを終える。
3R、成合はサウスポーになり後ろ回し蹴りといった攻撃を見せるが、島野はじりじりと距離を詰める。ロープを背負わせる島野だが、成合もヒザ、右ストレートと反撃する。島野はプレッシャーを緩めず、左ボディ、右クロスと成合を攻める。迫り来る島野に対し、成合は右クロスでカウンターを取り、これで島野が後退。しかし島野は再び前に出て、左フックと右クロスで成合を襲い、左フックで成合の顎を跳ね上げてスタンディングダウンを奪う。最後も島野が左フックで成合の顔を上向きにし試合を終える。判定は28-26、28-26、27-26の3-0で島野。壮絶な打ち合いを制して、王座陥落からのKRUSH復帰戦を飾った。
■試合後の島野浩太朗選手のコメント
「(試合を振り返って?)3R通して、自分の動きを貫いて勝つ練習をしてきたんですけど、途中でSATORU選手に一発もらって危ない場面を先に作ってしまったので。そこからはもう、開き直って勝負に出ました。(対戦相手の印象は?)やってみて、パンチの一発一発がある選手だと思いました。(とにかく前に出た?)先にダウンをもらってしまったので、倒し返さないとポイント的にも勝てないと思ったので、出るしかないなと思いました。(この勝利で前進できたという手ごたえは?)この試合に向けて目標を考えてはいたんですけど、いざ試合が近くなってきて、この一戦にすべてをかける思いになって。なので、いまはちょっと考えるにはいっぱいいっぱいですね 」
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