match result

試合結果

メインイベント(第9試合)◎Krush -58kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    湘南格闘クラブ
    戦歴
    21戦 15勝(5KO) 6敗 0分
    42戦 31勝(11KO) 11敗 0分
    生年月日
    1998.3.19
    1994.9.10
    身長・体重
    170cm ・ 0.0kg
    170cm ・ 61.5kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    サウスポー
    出身地
    神奈川県海老名市
    神奈川県平塚市
    SNS

review

試合レビュー

 昨年12月のK-1初参戦で芦澤竜誠に勝利し、Krush初参戦で戴冠を狙う三日月蹴りの名手・村越に対し、スピードとテクニックを兼ね備えた王者・西京は初防衛を目指す。

 1R、両者ともにサウスポーで、距離を測らんとする村越に西京はローを入れていく。村越は右ミドル、右ローを打ち込むが、西京はロー、ボディストレートをリターン。西京はリターンだけでなく、自ら切り込んでの右フック、村越の踏み込みに合わせた左ストレートもヒットする。

 2R、西京は村越のローをスカしてかわし、右ジャブを当てる。だが村越も同様に西京のローを足を引いてかわし、逆に左ローを当てる。西京は接近するとパンチをまとめ、村越が打ってくるとジャブ、ストレートでカウンターを取る。そして蹴りには蹴りのリターンを忘れない。村越をロープに詰めたところでステップインしての左ストレートをヒットする西京。村越はミドルを放つもかわされてしまい、西京の左ストレートも被弾する。ラウンド最後は西京が左ミドルを当てて終える。

 3R、距離感を掴んだかの西京はリラックスしたステップからローを当て、ステップインして左ストレート、右フックを振るう。だが、村越もボディストレート、右ミドルで反撃。ロープ際に下がり、カウンターとリターンを狙うかの西京を追っていく。村越は右ミドルを起点に攻めて出る。だが、蹴りは当てても続いてのパンチを西京は当てさせない。西京は左ストレート、右フックをまとめに行くが、村越はクリーンヒットを与えない。判定は30-29(村越)、30-30、29-29で規定に達しずドロー。延長戦に突入となる。

 延長R、西京は距離を作って立ち、村越の蹴りをかわした直後にストレート、右フックとパンチを返す。左ローを放った村越だが、西京がワンツーを放ってこれをヒット。さほどダメージはない様子の村越だが、印象はよくないか。

 挽回に出た村越は右ミドルを打ち込んでいく。そして西京のミドルをかわした後でリターンの左ストレートをヒット。だが、西京もパンチの比率を増やし、右ジャブ、左ストレートと繰り出していく。対する村越は右ミドルに戻って当てるも、西京は左ストレートをここでヒットする。村越は西京を押し返して右ミドル、右ロー、最後も右ミドルも当てて終了する。ゴングが鳴ると両者ガッツポーズ。勝敗の行方は? 判定は10-9で村越、10-9で西京と分かれた後で最後の1者は西京を支持。初防衛を成し遂げた。

西京のマイク
「満足してないですけど、K-1のベルトを次狙いに行きます。もっと強くなるので、今後も応援お願いします」


■試合後の西京春馬選手のコメント
「(試合の感想は?)チャンピオンになってから、あまりベルトのことを考えないのを意識してるんですけど、タイトルマッチになると独特な緊張感があって。試合中に絶対に負けられないなって思いました。(対戦相手の印象は?)前回の試合も観てたんですけど、いままでで一番強敵だって意識があったので。まあ、強い相手に僕はあんまり負けないので。気を引き締めて試合ができました。(本戦と延長で2回の判定が出たが、それぞれ自分が取っているという気持ちはあった?)本戦の2~3Rは取ったなと思って、判定で勝ったかと思ったんですけど。でも、イヤな予感はしていたので(苦笑)。延長も集中していけましたね。延長はドッコイドッコイだと思いました。
(ボクシングジムでトレーニングをしてきたそうだが?)ちょっと力みすぎてあんまり……(苦笑)。試合が終わったあとも、ボクシングのトレーナーに全然褒められなかったです。(村越選手の蹴りは効いた?)三日月が何発か入って。メチャクチャ効いてはないですけど、ちょっと息が止まるようなのはありました。(コレかと思った?)思いましたね。でも、大したことないなって思いました。(今後の目標は?)このベルトはずっと防衛していく気持ちです。新しい目標といえばK-1のベルトを絶対に獲りにいきます」

■試合後の村越優汰選手のコメント
「(試合の感想は?)率直に勝ったかなって自分は思ってました。(対戦相手の印象は?)やる前からテクニックがあるうまい選手だなと思っていて。戦ってみても実際にそうだったんですけど、やってみて『全然いける』って正直思って。今回も勝ったと思ったんですけど、次やっても問題なく勝てますね。(今後の目標は?)結果が負けちゃったんで何も言えないですけど。まあ、K-1のフェザー級が空くので、たぶんトーナメントとかやると思うんですけど、それに出たら優勝する気持ちもありますし。ぜひ、そういうチャンスがほしいですね。

本戦終了の時点ではどう思った?)まあ、いまいち圧倒的ではないですけど、やや自分かなくらいには思ってました。延長にいったので差がないくらいかな、と。で、延長はもう取りに行く気マンマンだったので。確実に取ったと思ったんですけど、ああいう結果になって。(判定に納得いかない?)正直、そこはありますね(苦笑)」

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動画

試合情報

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大会名
2018年3月10日(土)Krush.86
日程
2018年03月10日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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