match result

試合結果

第4試合◎Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R

    所属ジム
    BELIEVE MAN
    戦歴
    22戦 12勝(8KO) 8敗 2分
    19戦 6勝(1KO) 9敗 4分
    生年月日
    1996.2.13
    1989.10.4
    身長・体重
    181cm ・ 70.0kg
    180cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    東京都葛飾区
    神奈川県横浜市
    SNS

review

試合レビュー

 8月のKrush後楽園大会で松本篤人に敗れた松下大紀が5カ月ぶりに復帰。K-1 JAPAN GROUPのリングは3月のKHAOS旗揚げ戦以来となる細越貴己と対戦する。この試合の勝者は3月大会からスタートする挑戦者決定トーナメントへの出場権を得る。

 1R、両者はまず右ローを当て合う。そこから松下は前に出て鋭角な左ヒザをボディに突き刺す。一瞬下がった細越だが、左右ストレート・前蹴りで前に出返してくる。そして右ストレートと右フックを打ち分け、そこからボディフック、ボディへの前蹴りと松下を攻める。松下も右ストレートと右ローで反撃し、両者一進一退の攻防となる。

 2R、細越は右ローと左フック、右ストレートで攻撃を上下に散らすが、松下も右ストレートで反撃。だが細越は被弾で一旦止まっても再び前に出て右のパンチをストレート・フックと打ち分け、左右ボディフックを走らせる。この攻撃を散らしていく中で細越は重い音を立てて左ボディフックを打ち込んで効かせ、さらにヒザの連打で松下をダウンさせる。立ち上がった松下だがボディが効いており、ガードがボディに集まる。細越はここを逃がさずに追っていき、ボディフックとヒザでダウンを迫るが松下は何とか耐え切りこのラウンドを終える。

 3R、松下は左右のストレート、左フックに右クロスと強打を振ってダウンの挽回に向かうが、細越はブロックと打たれ強さを活かしてここを切り抜け、ボディへのヒザ、左フック、右ストレートと松下を攻め立てる。松下は体が前に折れ曲がり、レフェリーはスタンディングダウンを宣告する。

 手の出ない松下に対し、細越はジャブ、前蹴り、左アッパー、左ボディフックとなおも攻撃を散らす。松下も手を返すが、ボディに攻撃をもらうとガードが固まってしまう。細越が松下をコーナーに詰めて攻撃を集め、細越は3度目のダウンこそ奪えなかったが攻勢で試合を終えた。判定は30-26、30-26、30-26の3-0で細越。下馬評を覆して勝利を得た。

■細越貴己選手の試合後のコメント
「今回の試合は自分が勝ったら番狂わせみたいに書かれていて、それに腹が立って『見とけよ!』と思って練習しました。松下選手は本当に好きで尊敬できる選手なので、一番燃えて練習ができました。試合中も気合いが入っていて『絶対に倒れない』と自分に言い聞かせて根性だけで戦いました。(松下の印象は?)右のパンチが強かったです。僕が2回ダウンを奪って勝ちましたけど、僕も松下選手の右をもらって半分くらい記憶が飛んでました(苦笑)。(今後の目標は?)とりあえず自分はこの一戦のことしか考えていませんでした。今日勝って次は3月の挑戦者決定トーナメントに出ることになりますが、自分もベルトを獲りに行きたいです。もともと自分は弱くて、それを変えたくて格闘技を始めました。格闘技でスターになりたいとか、そういう気持ちはないです。僕のように弱い人たちに『自分たちでも出来るんだ』と思ってもらえるような試合をしたいです」

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試合情報

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大会名
2018年1月27日(土)Krush.84
日程
2018年01月27日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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