match result
試合結果
K-1 WORLD GPスペシャルエキシビションマッチ
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試合レビュー
1R、武尊に対し、やや体は小ささを感じさせる武居だが、サウスポーからスピードのある左ミドル、左ローと放っていく。武尊は圧力を発し、武居のミドルを手でさばきながら前に出る。そして武居をロープに詰めると顔からボディへ速いパンチを走らせる。
武尊が前に出るが、武居はステップで詰めさせず左ストレートをヒット。武尊は「やるな」とばかりに笑い、フライングニールキックを見舞って初回を終える。城戸はインターバルの間もラウンドガールのマネをするなど、会場を楽しませることに余念がない。
2R、スピードのある武居に対し、武尊はやはり下がらずに圧力を掛けていく。両者がクリンチとなると、特別レフェリーの城戸が自身をアピールするように引き剥がしに掛かる。武居はステップワークから左ミドル、バックブローと見せるが、武尊は右ストレートを伸ばしてヒット。
終了後、城戸を交えた3者はショートトークを展開。武居が王者となった4月K-1のトーナメントを見て「1回やってみたかった」という武尊は「いい刺激になりました」といい、9月に待つK-1で武居と揃っての勝利を誓った。
■試合後の武居のコメント
「武尊選手は本当に強くて怖かったです(笑)。だけど良い経験になりました。(9月のK-1に向けて)9月18日はチャンピオンになって最初の試合なので、僕も武尊選手に負けないようにK-1や格闘技を引っ張っていく1人の選手になりたいです。だから今回はしっかり勝って、今後に繋げたいと思います」
■試合後の武尊のコメント
「(武居の印象は?)第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの戦いを見ていても強いのは分かっていましたが、どれだけ強いのかなと思っていたら、実際に今日戦ってみたら思っていた以上に強かったです。
武居選手が持っているスーパー・バンタム級のベルトは、もとは自分が持っていたベルトなので、この選手ならもっとスーパー・バンタム級を盛り上げてくれるだろうなと思いました。武居選手は下の階級の選手ですけど、もっと強くならないといけないなと思って刺激になりました。
(9月のK-1に向けて)次はタイトルマッチで、いつもと同じように“負けたら終わり”に変わりはないです。特に今回は負けたら全てを失う戦いなので、最高の試合で最高のKOで勝ちたいと思います」
■試合後の城戸のコメント
「試合が決まってから色々と大変でした。だけど今回、色々とやらせてもらったのは自信になりましたね。また面白いことを色々とやりたいと思います。あとは名古屋に来れて楽しかったです(笑)。また呼んでほしいですね!」
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