match result
試合結果
メインイベント(第9試合)/Krush -58kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、サウスポーの小澤に対し、ユンはオーソドックスで向き合い、速く鋭い左ローを見舞う。小澤は重心を落とした構えでにじり寄り、後ろ回し蹴りを放つも、ユンはこれを当てさせない。そして跳びヒザを放ち、そこからら右フックを連打してユンをロープに追い込みバックブローを見舞う。ユンはこれをヒジだとアピールするが、小澤はサイドキックを連続で入れてユンを後退させる。ユンが放ったハイキックを小澤がかわすと、ユンは「やるな」とばかり笑みを漏らす。
2R、ユンは跳び蹴りを放つが、小澤はこれをキャッチしてマットに叩きつける。小澤はお返しとばかりにボディへ後ろ回し蹴りを打ち込む。ユンはローから右ストレートを繋いでくるが、小澤はガードを緩めず、速い踏み込みから右フック、ワンツーと返す。ユンの左ジャブに右フックをかぶせんとする小澤。そして左スイングフックを決めてユンをグラつかせる。大技の胴回し回転蹴りも放つ小澤だが、これはユンにかわされ空振りとなる。
3R、ユンは跳びヒザを放ってくるが、小澤はよく見て当てさせず、左ストレートからの右フック、ユンの出入りに合わせての右フックと当てる。そして、そのパンチの中にハイキックも織り交ぜる。ユンのパンチがよく見えている印象の小澤はクリーンヒットを与えず、左ストレート、右フックと当ててジワリジワリとユンを下がらせる。ユンが出てこようとするとサイドキックでユンを後退させる。小澤は最後まで跳びヒザ、右フック、左ストレートと攻めて終了
判定は30-29、29-29、30-29の2-0で小澤。ライバル武尊がリングサイドで見守る中、王座を守った。
小澤のマイク
「みなさん、お忙しい中今日は本当にありがとう。ツマラない試合してゴメン、出直すわ。強くなってK-1のチャンピオンになります。KrushもK-1も俺が引っ張っていくんで、応援よろしく。今日はほんとツマラない試合してゴメン。ほんと出直すわ」
■試合後の小澤海斗選手のコメント
「(試合を振り返って?)1R効いたなと思ったんですけど、つめられるところつめられなくて。また、出直します。パンチが強いかなと思ったんですけど、蹴りの印象のほうが強かったです。(今後の目標は?)さいたまスーパーアリーナで試合したいです。それまでにいまの課題を全部克服して。やっぱり倒せなきゃダメですね。今日は反省する。(反省点は?)いっぱいあります。倒せるようで倒せない。それは会長と練習して直します。まだまだです、俺。出直します、ありがとうございました」
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