match result
試合結果
第7試合◎第5代Krush -65kg王座決定トーナメント・出場者決定戦/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、小宮に対し眞暢は体の大きさを感じさせる。ジャブを細かく突いてくる眞暢に、小宮は右ロー、左ミドルと蹴りを飛ばして対抗する。眞暢がパンチで切り込まんとするところを左右のローを打ち込んで出足を止める小宮。そしてそこから前に出て、逆に右ストレートを眞暢に巧打する。
2R、ローから切り崩しに行く眞暢だが小宮にカットされ、逆に小宮の右ローを連続して浴びる。右ストレートを伸ばすが小宮に届かず逆に再び右ローをもらってしまう。小宮がキャリアに裏打ちされた試合巧者ぶりを見せる展開に。小宮はローで眞暢のバランスを崩して転倒させる場面も見せる。
3R、小宮は見切りのよさを際立たせ、眞暢のパンチを空転させて右ロー、左ミドルを打ち込んでいく。そして眞暢の突進をかわすとコーナーに詰めて左右の連打で襲うが、ここは眞暢も再び体を入れ替え、左右のフックを打ち込む。
残り時間が少なくなり、前に出た小宮は右ストレート、右フックと攻勢。だが、眞暢も左フック、右ストレートでやり返す。しかしグローブと前腕で押して 小宮が眞暢を下らせて終了。
判定30-29、30-28、29-28の3-0で小宮。トーナメント出場権を手に入れた。
■試合後の小宮由紀博選手のコメント
「(Krush参戦は旗揚げ以来だが?)そのときとは全然違いますね、全日本キックの色がなくなっているので。いろいろな選手も出てきて、ますます格闘技が発展すればいいと思うので、また参戦することができてうれしいです。(リングの感触は?)後楽園がひさびさで、緊張してしまって、練習どおりにはいかなかったんですけど、それも次の試合で出したいと思います。
(対戦相手の印象は?)気持ちも強くて、パンチもあって。その選手とどうやって打ち合うのかがテーマでした。仕留め仕切れないのは自分の甘さなので。(これで-65kgトーナメントの出場権を獲得したが、意気込みは?)僕のような選手が第一線でやらしてもらって。同年代に格闘技が死ぬほど好きな連中もいるし、もう一度高め合っていきたいです。
格闘技の発展につながると思うので。次はしっかり仕上げて、ベルトを獲りにいきたいです。若い選手とやるのは楽しみですね、発想があって。そこに格闘技のおもしろいさがあるので。それを体感して、もう一皮むけて、盛り上げたいと思います」
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