match result
試合結果
セミファイナル(第8試合)◎Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R
- 戦歴
- 36戦 26勝(10KO) 10敗 0分
- 32戦 15勝(5KO) 13敗 4分
- 生年月日
- 1992.1.20
- 1993.3.19
- 身長・体重
- 168cm ・ 62.5kg
- 174cm ・ 62.5kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- 愛知県名古屋市
- 東京都狛江市
review
試合レビュー
1R、ともにオーソドックスに構え、左ミドル、前蹴りを放つ伊藤に対し、大岩は腕力を活かした左右フックをさっそく振るっていく。大岩はパンチだけでなくローも威力を感じさせ伊藤をとらえる。大岩のジャブで鼻柱を赤くする伊藤。
2R、両者攻防に激しさを増し、大岩はボディフック、ミドルと決めるが伊藤は表情を変えず、打点の高い顔面へのヒザを大岩に見舞い、左ミドル、ジャブも決めていく。しかし大岩はパワーに物を言わせた剛腕右フックから左ボディフック。だが、伊藤はやはり大崩れを見せない。
それでもプッシングで伊藤を下がらせた大岩は、これに応じて厭うが前に出てきたところへ右ストレートを突き刺しダウンを奪う。立ち上がた伊藤に大岩は左右フックでフィニッシュに行くが、伊藤のガードは的確で破れない。
3R、顔への左フック、右ストレートを振るってくる大岩に、伊藤はカウンターでボディへのヒザを打ち込む。次第に伊藤がヒザとミドルで大岩を下がらせ始める。しかし大岩も変わらず左右の剛腕フックで応戦。両者消耗戦に。大岩は伊藤のヒザをかわして右ストレートをヒット。だが、伊藤も左右ストレートとヒザで反撃していく。
判定は30-27、30-27、29-28の3-0で大岩。王座再挑戦に一歩前進となる勝ち星を上げた。
■試合後の大岩龍矢選手のコメント
「(試合の感想は?)1~2Rは練習どおりできたんですが、最終Rでいつもの悪いところが出て。試合のプレッシャーもあるし、ダウンを取ってホッとした自分がいて。そこが甘いところか、と。もっと攻められれば、上のステージにもいけるんじゃないかと思ってます。こんなもんじゃないと思っているので。
(-58kg王者の小澤選手への挑戦に近づいた?)本当は今日、KO勝ちしたらマイクパフォーマンスも考えてたんですけど。ここで言わせてもらうと、この前、負けた試合を全然忘れてないし。僕をボコボコにしたって言ってましたけど、『ボコボコにされてねえし』と思っていて。もっと差をつけて、僕がボコボコにしてベルトを巻きたいです。正直、むかついているので、しっかり倒して。べルトというよりは、小澤海斗を倒したいという気持ちです。
絶対に負けられないと思ってるし。3月にタイトル戦が決まってるそうですが、もし相手が僕じゃなかったら『負けんなよ』と言いたいですね。コッチも挑戦が決まるまで負けられないし、負けないし、小澤も負けるな、と。自分が勝って、自然とベルトが手に入るというイメージです」
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