match result
試合結果
セミファイナル(第8試合)◎スーパーファイト/-67.5kg契約/3分3R・延長1R
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試合レビュー
サウスポーの牧平は山際に左インローを当てて先制。その後も左ローを立て続けに当て、山際の左内股・右足外側を変色させる。山際も重みある右ミドルを打ち込むのだが、牧平はすぐ左ローをリターン。ラウンド後半、牧平は前蹴り、ハイキックも飛ばしていく。
2R、山際は右ロー、右ミドルで向かうが、山際に対し体の大きさが際立つ牧平は蹴りを受けてもすぐ左ミドル・ローを返す。牧平の左ローの返しを警戒しつつ右ミドルを打ち込んでいく山際。しかし途中で山際の蹴りがローブローとなってしまい一時中断。再開すると前に出る牧平だがホールディングとなってしまいレフェリーから注意を受ける。
3R,牧平は左、山際は右で両者蹴り合いを続行。牧平は左右ストレートから入り、そこから左ローに繋げる。しかし、最終ラウンドは両者もつれてホールディングが多くなり、牧平、山際の順にレフェリーから注意を受ける。山際は右ミドルで牧平の左わき腹を変色させ、右ストレート、右ローで応戦。牧平も最後まで左ミドル、左ローを放って終了。
判定は29-28(山際)、29-29、29-29で山際に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
EXR、意気込みを見せ前に出る牧平。そして左ローを浴びせていくが、山際も右ミドルを着実に返していく。山際は後半を狙う作戦か。牧平の左ローに右ストレートを合わせた山際は、右ローで牧平のバランスを崩して転倒させる。山際、牧平の順で両者ストレートを当て合う。牧平は大技の跳びヒザを見せるがヒットならず、逆に山際は左フック、右ストレートとパンチを当てて終了。
判定は10-9(牧平)、10-9(山際)、10-9(山際)の2-1で山際。計4Rに及んだタフな蹴り合いを制しタイトル戦線にアピールした。
■山際和希選手の試合後のコメント
「(約3年ぶりのKrushだったが?)お客さんも満杯で、演出も凄く凝っていて、気持ちよかったですね。(相手もキックが得意なファイターだったが、やりづらさはあった?)いえ。僕は蹴りvs蹴りも得意なので、やりづらさはまったくなかったです。ただ、ラウンド後半、相手がセコンドに印象が悪いのを指摘されたのか、けっこう前に出てこられたのは、ちょっと疲れましたね。(次の目標は?)K-1にぜひ、出撃させていただきたいと思っています。来年、67.5もできますし、僕は65.0でも落ちますので、ぜひチャンスがをいただきたいな、と。あと、目標としているKrush-67kg級のタイトルにも、ぜひ挑戦させていただきたいです」
■牧原圭太選手の試合後のコメント
「(約半年ぶりの復帰戦の感想は?)賢くやられたという感じで、自分の武器の使いかたに関して、下手さが出たなって感じでしたね。(相手にやりづらさは?)やりづらさもありましたけど、今回は自分が甘かったですね。(今後の目標は?)まず、自分の武器を試合でしっかり出せるとのが目標かな、と。しっかり、ゆっくりと今後のことを考えて。自分の気持ちを整理して、また試合をしようと思います」
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