match result
試合結果
第8試合/第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、ローを蹴り合う両者。平本はそこから右ストレート・左ボディで前に出る。泰斗もフェイントを入れて手を出そうとするが、平本が鋭いジャブを当てて、右ストレートで前進。下がる泰斗はカウンターのヒザ蹴りを狙い、激しくパンチで打ち合う。
2R、平本がジャブからワンツー、泰斗も右ストレートを打ち返す。ジャブ・左フックから右ローにつなげる平本。泰斗は右ボディストレートを返して前に出る。平本は鋭い踏み込みからワンツー、泰斗のヒザ蹴りに右ストレートを合わせてダウンを奪う。再開後、平本はすぐにパンチをまとめてダウンを追加する。
3R、平本が右ローを連打し、そこから右ストレート。泰斗も右ボディを返して、飛びヒザ蹴りを狙う。下がる平本を追いかける泰斗。飛びヒザ蹴り・バックブローを繰り出し、距離を詰めて打ち合いに持ち込むが、平本も退かずに打ち合う。このまま試合終了となり、2Rに2度のダウンを奪った平本が佐々木の待つ決勝に駒を進めた。
試合後、6・12後楽園大会で対戦する佐々木と平本がリングに立ち、決勝戦へ向けての意気込みを語った。
「次、第4代Krush-63kg王者になる佐々木大蔵です。ようやく来たなと思います。次が本番です。倒します」(佐々木)
「初代王者の龍児さんの後輩(佐々木)が上がってきて、龍児さんの愛弟子(平本)が戦うのも運命だと思います。最高の試合をするので応援よろしくお願いします」(平本)
■試合後の平本蓮選手のコメント
「(試合の感想は?)試合が始まる前に大蔵くんが僅差でしたけど勝利して、その瞬間スイッチが入ったというか。まずは倒しにいこうと考えました。いつもはアセッてテンパる展開が多かったので、下から削っていこうと。KOもいけると思ったんですけど、いろんな人の顔を見た瞬間に、まずは王者になることが大切だと思って、3Rは固い試合運びになったと思います。(相手が佐々木選手ということについては?)大蔵くんはほんとに優しくて。何回もご飯食べたり、ジムの忘年会に行ったり。大好きな先輩なんですけど、だからこそここでしっかり倒すのがホントの礼儀なんじゃないかなと思います。
(佐々木選手はおもしろい試合よりもまず、ベルトを取りにいくと言ってましたが?)いや、それはダメですね。見せ場を作って、おもしろい試合をして勝つのがチャンピオンだと思うので。後輩なりの考え方、僕の意見をおもいっきり試合でぶつけたいと思います。倒して、会場を盛り上げて勝ちます。(6月にベルトを取ると最年少戴冠記録になりますが?)そこは最年少よりも、最高のチャンピオンでいたいので。あんまり歳は気にしないですけど、記録を塗り替えられるのはうれしいと思います」
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