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試合結果
メインイベント(第9試合)/Krush -58kg王座決定戦/3分3R・延長1R
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試合レビュー
前日会見で小澤は「我慢しないと今ここで闘争心が爆発しちゃいそうです。だから必死に我慢しています」と熱く語り「明日は今まで以上の覚悟とモチベーション、そして闘争心を出し切って勝ちに行く」と宣言した。
一方の神戸は「普通にやればベルトは手に入ると思っているんで、欲を出さずにやっていこうと思います」と自信たっぷり。「明日は本物の違いを見せたいと思う」と格の違いを口にすると「格闘技の注目度も上がっているタイミングでタイトルマッチが出来るのはチャンス。しっかり勝ってこの流れに乗っていきたい」と王座奪取と更なる飛躍を誓った。
1R、神戸が右ミドルを蹴るとサウスポーの小澤もローを蹴り返す。神戸は顔面にパンチをまとめて右ボディ。小澤はローを蹴って、左ボディから顔面への右フックにつなげる。小澤が左ミドル、神戸が右ストレートを打ってラウンド終了となった。
2R、小澤が飛びヒザ蹴りから一気にパンチのラッシュ。神戸も右ボディから細かくパンチのコンビネーションをまとめる。神戸がインローがローブローとなるも、すぐに試合は再開となる。神戸は右ボディからパンチをまとめ、小澤も左ミドル・左ハイ。小澤が左から前に出ると両者はパンチとヒザ蹴りで激しく打ち合う。
3R、小澤が飛びヒザ蹴りを発射。神戸はそこに右フックを合わせる。一気に前に出る小澤が右フックを叩き込めば、神戸も右ストレートとボディブローで譲らない。ここから2人はお互い足を止めて真っ向勝負の打ち合いを展開。一進一退の攻防のまま本戦終了となった。判定は2‐0で小澤。ノンストップの打ち合いを制し、第2代-58kg王座に就いた。
試合後、小澤は「チャンピオンになれたのは小比類巻会長始め、みなさんのおかげです。そしてお父さん、お母さん、ありがとうございます。昨日の会見でも言った通り、このベルトを獲ってからがスタートだと思います。Krushチャンピオンとして、これからK-1にかち込んでいこうと思います。武尊選手やらせてください。そして僕がKrush-58kgをかき回していきますんでよろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。
■試合後の小澤海斗選手のコメント
「(試合を振り返って?)反省点ばかりです。でも、こうやって獲れたのは自分の力だけではなく、みなさんのおかげなので感謝しています。(反省点というのは?)WILDRUSHの後半2試合でモチベーションが上がらなくて、無理矢理上げたというか。タイトルマッチはやる気マンマンで、闘争心もいつもの何倍も出ました。でも、コンビネーションが少なかったので改善したいと思います。(相手の印象は?)Krushではキャリアは関係ないと思っているので。神戸選手はパンチの打ち分けがうまかったですね。想定どおりだったと思います。
(リング上で宣言した目標は前から決めていた?)はい。K-1の武尊選手と戦うこと、あとは僕がこの-58kgを引っ張っていかないといけないので、もっと強くなるように精進したいと思います。(K-1では-55kgで?)はい、55kgに落とします。Krsuhでは58kgでやります。(ベルトを巻いたときの感想は?)走馬灯のように、お世話になってる人たちが浮かんできました。泣きたくないですけど、泣いちゃいましたね。(勝利のポイントになったのは?)セコンドだと思います。セコンドがうまく僕のことを動かしてくれたからこそ、掴んだ勝利だと思います」
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