match result
試合結果
セミファイナル(第8試合)/Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R
- 戦歴
- 26戦 12勝(4KO) 13敗 1分
- 55戦 34勝(8KO) 20敗 1分
- 生年月日
- 1979.9.20
- 1990.11.20
- 身長・体重
- 174cm ・ 0.0kg
- 173cm ・ 65.0kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- 千葉県八千代市
- 東京都町田市
review
試合レビュー
一方、1・4「Krush.50」での初防衛でNOMANに敗れて以来、今回が約10カ月ぶりの復帰戦となる寺崎は「自分もチャンピオンになった人間として厳しさを教えてやろうと思います」と元王者としてのプライドをのぞかせ「バチバチに殴り合って、どちらかが倒れる試合をする」とKrushらしい壊し合いを予告した。
1R、いきなり佐々木が飛びヒザ蹴り。落ち着いて見切った寺崎はジャブを見せ、じりじりとプレッシャーをかける。佐々木は距離を取りながら右ロー、ワンツー、ヒザ蹴りを返す。残り1分、佐々木をコーナーに詰めた寺崎が右ローと右ストレート、前に出て右フックを打ち込む。下がる佐々木だったが左フックを打ち返す。
2R、ここも佐々木がジャンプしての蹴りを見せる。寺崎はパンチと前蹴りでプレッシャーをかけ、ロープを背負う佐々木に強烈な右ボディを打ち込む。佐々木も左フックを返し、距離が離れると左ミドルを蹴る。距離を取りながら細かくパンチとミドルを当てる佐々木。寺崎は前に出てヒザ蹴りと右フック、終盤、両者は足を止めて打ち合う。
3R、ジャブで前に出る寺崎。佐々木はそこに左フック・右ストレートのカウンターを狙う。そして寺崎が距離を詰めて右アッパーを打ったところで、佐々木が右フックのカウンターを合わせ、これで佐々木がダウンを奪う。
再開後、寺崎が右のパンチで前に出て、右フックで佐々木の足を止める。しかし佐々木も踏みとどまってパンチを打ち返し、逆に寺崎がバランスを崩す。その後も必死に前に出る寺崎だったが、佐々木は左ミドルで応戦。見事なダウンを奪った佐々木が、一階級上の元王者・寺崎を下す金星を挙げた。
■試合後の佐々木大蔵選手のコメント
「(初の65kgの試合の感想は?)寺崎選手がリングインしたとき、『デカいなあ』と思いましたね。自分のほうがデカいと無理やり思いながら戦いました。試合中、相手のパンチが重かった印象はあります。ガードを下げないことを徹底的に気をつけてました。(寺崎選手が前王者ということで大きく見えたところは?)そうですね、寺崎選手はずっと尊敬する存在だったので。対戦決まってから、『やるぞ!』と自分で覚悟決めて臨んだんですけど、やっぱり寺崎選手を越えなきゃいけないっていう、自分の思いがあって……何言ってるかわからなくなりました、すみません(苦笑)。今回、寺崎選手をKOして、NOMAN選手以上のインパクトを残すと言って、KOできなかったのは反省点ですね。最後の詰めですよね、一回ダウン取ってから、倒しにいくっていう課題が見えました。
次は63kgの空位のベルトを狙います。やっぱり、秀さんが第3代として築き上げてきた価値が高いので、まだまだそれに及ばないなと思ってますけど、それ以上の結果を残せるようにがんばりたいと思います。4代目は僕です。(入場曲を変えたのは?)ボブチャンチンなんですけど。総本部行くときに、『大蔵先生、入場曲変えたほうがいいよ、インパクトがないから』と言われたのがきっかけで。それから会員さんがいろんな曲を持ってきてくれて、そこからピンときたのがあの入場曲です。試合前はいつも聞いてましたね。あのロシアンフック、僕も出せればいいなと思ってます」
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