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「Krush.173」4.29(火・祝)後楽園 第7試合の塚本拓真と岩﨑悠斗はバチバチの火花!! 塚本「楽しむ暇もなく地獄の時間を与えてあげようと思います」 岩﨑「しっかり圧倒的な差を見せて、やることやって勝つだけ」

 4月28日(月)、開催を明日に控えた「Krush.173」後楽園ホール大会の前日計量と記者会見が行なわれた。


 第7試合は塚本拓真vs岩﨑悠斗のKrushスーパー・ライト級ワンマッチ。岩﨑が計量に遅れて、塚本1人での計量となったが、その後、岩﨑も無事に計量をパス。会見では両者が顔を揃えることになったが、写真撮影時に突然、塚本が岩﨑に対してフェイスオフ。いきなり緊張感が走る事態となった。塚本曰く、「僕はいつも計量の時にフェイスオフで相手を見て感じるものだったり、そういうものが結構あるんで、さっき計量の時に間に合ってなくてフェイスオフができなかったんで、今やったっていう感じです」とのことだが、両者は試合前からSNSや公式サイトインタビューなどを通して舌戦を展開。岩﨑が会見冒頭で「計量遅れちゃったんですけどクリアして今はホッとしているんで、後はしっかりリカバリーして明日楽しもうかなと思っています」と言うと、塚本は「楽しむ暇もなく地獄の時間を与えてあげようと思います」と殺伐とした空気を醸し出していた。


 岩﨑にしてみれば、「なんでそんな煽られてるのかわからないですね」と塚本の態度には疑問がある。だが、塚本には怒る理由がしっかりとある。煽りVでは岩﨑の所属するサイガジムの運営者である才賀紀左衛門も出演。塚本に対していろいろと語っているが、「なんでそんな関係ない第三者にボロクソ言われるんだろうなって純粋に腹が立っている」というのが理由のようだ。「有名人を隣に置かれて撮影されている危機感に気づいたほうがいいよって」と、会見でも怒りを隠せない塚本。一方の岩﨑も、「俺のことを(SNSで)『誰?』って言ってたんでアンサー返しましたけど、『お前も誰だよ』だから。俺も塚本選手と試合が決まった時に、『誰、その選手?』って(周りから)言われてたんでお互い様だよって」とやり返すなど、スイッチが入った様子。インタビューの中では塚本からジムをいろいろと変えていることを指摘されたが、「いろいろ見てきた上でここが一番最高だよっていうことを試合でもしっかり見せつけたいし、何も知らないのにグダグダ言ってんじゃねえよっていう。シンプルにそれはムカついたっすね」と不快感を示していた。
 両者の感情がここまでもつれてくると、後はリング上で決着をつけるしかない。「求められているものは圧倒だと思うんで、圧倒します」(塚本)、「相手には付き合わないっす。グチャグチャスタイルは正直一番やりたくないんで。でも、ここ勝ったら美味しいんで、しっかり圧倒的な差を見せて、やることやって勝つだけです」(岩﨑)と、お互いに相手を圧倒することだけを考え、明日のリングに立つようだ。


 なお、いつもABEMAのKrush中継でレギュラー解説を務めている石川直生さんだが、怪我をしてしまい今大会は解説をお休み。代わって宮田充プロデューサーが、卜部弘嵩さんと一緒に解説を務めることになった。Krushの立ち上げから関わっている宮田プロデューサーが解説をするのは、意外にも初。「選手に対して失礼だったり、ファンの皆さまが不快になるようなことも言っちゃおうかなと思うので、先に謝っておきます。どうせやるぐらいだったら伝説に残るぐらいの解説をやってやろうかなと思っているので、楽しみに観ていただければと思います」と意気込みを語っていた。こちらにも注目だ。
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