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「Krush.173」4.29(火・祝)後楽園 セミは新美貴士vs関口功誠のフェザー級世代闘争!! 新美「1試合1試合レベルアップしている実感があるんで全然世代交代にはならない」 関口「明日は絶対に勝って、自分が次、K-1を引っ張っていける選手になる」

 4月28日(月)、開催を明日に控えた「Krush.173」後楽園ホール大会の前日計量と記者会見が行なわれた。


 セミファイナルは元Krushフェザー級チャンピオンの新美貴士が、プロ無敗の新鋭・関口功誠を迎撃するKrushフェザー級ワンマッチだ。新美は2.9K-1 WORLD MAX 2025で寺田匠のK-1フェザー級王座に挑戦し敗北。捲土重来を期し、再びKrushのリングに立つことになった。ベテランと呼ばれるキャリアになりながらも、「前回の試合よりもっとレベルアップした姿を明日試合でしっかり見せたいなと思っているんで、楽しみにしていてください」と進化に貪欲で、無敗街道を走る若い関口に対しても「凄くいい選手だなと思って、映像でも強い選手だなと思っている」と評価をしつつも、「僕は自分のやるべきことをやって相手が誰でも倒しに行くだけ」と、全く意に介さない。5.18「Krush.174」大阪大会では、石田龍大vs松本海翔のKrushフェザー級タイトルマッチが行なわれるが、「2人とも凄くいい選手だなと思っているくらいですね。そんな意識とか何もないですね。いい試合になるんじゃないかなと」と新美。やはり視線は前回挑戦したK-1フェザー級王座へ向けられているのか、あまり興味を持っている様子もない。「僕は全盛期っていうか、1試合1試合レベルアップしている実感があるんで全然世代交代にはならないと思うんで、そこはしっかり試合を見ていただきたいなと思っています」と、世代交代を狙う若武者に元王者の力を見せつけるつもりだ。


 一方の関口はプロになって初めてのビッグネームとの対戦になるが、「明日は調子がいいので勝つだけかなって思っています」と自信満々。「ここ勝ったら美味しいなと思っていたので、決まった時は凄くモチベーションも高くなりましたし、ここ勝てばKrushのタイトルマッチも見えてきますし、それこそ新美選手を倒して勝ったらK-1のタイトルマッチも見えてくると思うんで、倒して勝ちたいなと思っています」と、K-1のトップ戦線でも戦う新美に対して、全く物怖じするところがない。「自分がプロデビューする前から盛り上げてきていた選手なので、今度は自分がここ勝ってK-1を引っ張っていける選手になれたらと思っています」と、世代交代にも意欲的。「明日は絶対に勝って、自分が次、K-1を引っ張っていける選手になるんで応援よろしくお願いします」と、大物食いを果たして一気にトップ戦線への浮上を狙う考えのようだ。


 なお、いつもABEMAのKrush中継でレギュラー解説を務めている石川直生さんだが、怪我をしてしまい今大会は解説をお休み。代わって宮田充プロデューサーが、卜部弘嵩さんと一緒に解説を務めることになった。Krushの立ち上げから関わっている宮田プロデューサーが解説をするのは、意外にも初。「選手に対して失礼だったり、ファンの皆さまが不快になるようなことも言っちゃおうかなと思うので、先に謝っておきます。どうせやるぐらいだったら伝説に残るぐらいの解説をやってやろうかなと思っているので、楽しみに観ていただければと思います」と意気込みを語っていた。こちらにも注目だ。


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