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「Krush.173」4.29(火・祝)後楽園 メインを飾る児玉兼慎と上野空大、衣装が白被り!! 児玉「Krushのメインは光栄なんで、明日は1RからKO狙います」 上野「Krushのタイトルも狙っていきたいと思っているので、そのために明日は圧倒的に勝ちたい」

 4月28日(月)、開催を明日に控えた「Krush.173」後楽園ホール大会の前日計量と記者会見が行なわれた。メインイベントではKrushライト級ワンマッチで、児玉兼慎と上野空大が激突。ノンタイトル戦ながらメインイベントを任された両雄は計量もしっかりとパスし、2人揃って会見に臨んだ。
 前回の3.30「Krush.172」でもリング上でやり取りをしていた2人だが、今回の会見では児玉が素肌に白いモコモコのガウン、上野は上下白のスーツ着用で現れ、まさかの色被り。これには児玉も「失敗しましたね。最悪です」とガックリとした表情を見せていた。しかし、試合へのモチベーションは変わらない。児玉は2.24「Krush.171」で行なわれたKrushライト級GPで天野颯大に一回戦負けを喫しているが、わずか2カ月で再起戦に挑むということもあって、「今回取り返そうと思って気合い入ってます」とモチベーションは高い。「前回の試合の経験で自分に足りないことと自分の課題が明確にわかったんで、そこはしっかり潰してやってきました」と、この2カ月の間に課題の克服にも取り組んできた。また、先日は話題を呼ぶレオナ・ペタス率いるK-1反乱軍のRibelLionにも加入。RibelLion所属メンバーの中では児玉が先陣を切ることになり、「1発目なんでここでコケてたら意味がないんで、強くてなんぼだと思っているし、明日はバチッと1発目かましてやろうと思っています」と、そちらの面でも気合いを入れている様子が伺えた。メインイベンターを務めることにも、「Krushのメインは光栄なんで、明日は1RからKO狙います」と宣言し、RibelLionの初陣を華々しく飾る腹積もり。この日は減量後ということもあり会見でのテンションもいつもよりも低めだったが、「明日勝ってKrushのベルト獲って、UFCに行きます。冗談です」と最後に児玉節をかましていた。
 対する上野は昨年の9.28「Krush.165」でのゴンナパー・ウィラサクレック戦での敗戦以来、約7カ月ぶりの復帰戦。プロ初黒星を喫してからの再起戦となる。「本当に長い期間準備してきたので、それを試合で出したいと思います」と準備万端を強調した上野。長い間ファンや応援してくれる人たちを待たせたという思いもあり、「自分の成長した姿を見せられるっていうことに本当にワクワクしてますし、前回負けて終わっているので自分も絶対に負けたくない、絶対に勝つっていう気持ちで来ているので気合いが入っています」と必勝を誓う。ゴンナパーというビッグネームとの対戦は、「通用するものもあればやっぱり心技体を通して戦いの中で学ぶこともあったので、そういう部分も全てこの7カ月間で埋めてきたっていう感じです」と糧になった様子。メインイベントを務めることにも「Krushとは何かっていうのをしっかり試合で見せないといけないと思っているので、自分が倒して勝ちたい」と気合いが入っているようで、「Krushのタイトルも狙っていきたいと思っているので、そのために明日は圧倒的に勝ちたいと思っています」と目指すべき目標もしっかり定めて、明日のメインのリングに立つことを宣言していた。


 なお、いつもABEMAのKrush中継でレギュラー解説を務めている石川直生さんだが、怪我をしてしまい今大会は解説をお休み。代わって宮田充プロデューサーが、卜部弘嵩さんと一緒に解説を務めることになった。Krushの立ち上げから関わっている宮田プロデューサーが解説をするのは、意外にも初。「選手に対して失礼だったり、ファンの皆さまが不快になるようなことも言っちゃおうかなと思うので、先に謝っておきます。どうせやるぐらいだったら伝説に残るぐらいの解説をやってやろうかなと思っているので、楽しみに観ていただければと思います」と意気込みを語っていた。こちらにも注目だ。
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