宮田プロデューサーから2025年2月24日(月・祝)、後楽園ホールでの「Krush.171」において、『Krushライト級GP2025』が開催されることが発表となった。これはKrush初、「たぶん後楽園ホール史上初」(宮田P)となる、後楽園ホールでの8人参加ワンデー・トーナメント。Krush最激戦区となるライト級でトップ選手8人とリザーブ2人の計10人が集まり、1日のトーナメントで頂点を決めるという過酷な企画。
GPの参加選手はこの年末年始で調整し、参加選手は年明け、6日以降の週で発表となる予定。同時に抽選で、トーナメントの組み合わせも決定する予定だという。この抽選はファンも生で見られるように調整中とのことで、この詳細も後日、発表される予定だ。
この発表にあたり、宮田プロデューサーは以下のように述べた。
「何でこんなことをやるのかというと、Krushは年間12大会を行う中で、マンネリというわけではないんですが、今年4月には4vs4綱引きマッチをやって、2回か3回は爆弾みたいな大会をやろうと思っています。今、ネタを考えているんですが、時にはマニアの方から『は?』と言われるようなこともやろうと考えています。とにかくKrushは、そういう実験だったり、ぶつかり合いだったり、突飛なことをやって16年やってきたので、もう一度原点に返って、久しぶりにこういう企画を考えてみました。これがもしハマれば、年に1回、次はこの階級という形でやってみてもいいかなと思っています。
一つ、お願いごとがありまして。今回、賞金を設定しようと思っています。正直、大会協賛がたくさん集まれば賞金が増えていくので、これをご覧の会社さん、個人さんにご協力を賜りたいと思っております」
ここで記者から「チャンピオンは強制参加ですか」との質問が出ると、宮田プロデューサーは、「大岩龍矢選手は11月23日に名古屋大会で敗れているので、次の試合をいつにするかは話しているところですが、ファイターは強制するものではないと思っているので。これは勢い。他団体の選手だろうが、60kgの選手だろうが、実験として、どういう選手が集まるのかなと思っています。K-1 GROUPに参戦したことのないファイターでも、他ジャンルでも、面白ければいいなと思っているので。SNSでも『こういう選手が見たい』というのを投げかけていただければ」と回答。
また、「候補選手が8人に収まりきらないぐらい多くなったら?」との質問も。宮田プロデューサーは「本戦8人と、リザーブファイトが1~2試合で、最大でも12人。もし収まらないぐらい集まったら、実績があっても、『こっちの選手が面白い』ということになれば、こちらで選ばせてもらうことになるかと思います」と回答。「年明け、面白い場所で会見をやりたいなと考えているので、メディアの皆さんもお願いします」とのことで、その仕掛けとともに楽しみな発表となった。