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“時をかける鉄人”ブアカーオ「みんな強いけど、負けない」明日のMAX70kgで世代闘争勃発=7.7「AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024」前日計量&会見

 7月7日(土)都内にて、開催を明日に控えた『AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024』の公開計量と前日記者会見が行なわれ、3部構成の3部では「K-1 WORLD GP 2024 -70kg世界最強トーナメント決勝戦」に出場する選手8名が登壇した。
 注目はワイルドカードで選ばれた、“時をかける鉄人”ブアカーオ・バンチャメークだ。K-1MAXのレジェンドは、2004年に開催されたK-1 WORLDMAX世界トーナメントで魔裟斗、小比類巻貴之を破り優勝。06年は佐藤嘉洋を準決勝で破り、サワーにリベンジをはたした上で2度目の世界一へ輝いた。22年11月にベアナックルルールでセンチャイ・PKセンチャイムエタイジムから判定勝ち。23年5月はRIZINで安保瑠輝也とドロー。24年3月はRIZINで木村“フィリップ”ミノルを1RKOで下し、42歳になってもいまだ実力は健在で、283戦 243勝(74KO) 24敗 14分 2無効試合ととてつもないキャリアを誇る。
 前日会見ではレジェンドのブアカーオと、新世代ファイターとの対立図式が浮上し、明日は『伝説か、現実か』のテーマがより明確になりそうだ。
 各選手の明日の決戦へ向けた熱いコメントは以下の通り。
ブアカーオ
「(意気込みと決勝で当たる選手)こんにちは。ブアカーオはまだ現役を続けています。
自分もよくよく考えてこの大会への参加を決めました。ちょうど20年前のこの日、ちょうどMAXのチャンピオンになりましたので、感慨深いです。K-1にまだパワーがあることが嬉しいし、自分もまだ戦えるところを見せたいです。7月7日、明日はブアカーオがチャンピオンに返り咲くことになるので楽しみにしてください。決勝は、全員が同じように力を持っているので、誰とでも全力で戦います。
(魔裟斗氏が優勝予想をしなかったことに対して)自分が今回参戦を決めた時から、K-1MAXの世界チャンピオンになることを狙って練習してきましたが、それは簡単なことではないと知っています。でも明日チャンピオンになったら、ぜひ魔裟斗戻ってきてください(魔裟斗氏は『マスターズですか』とコメントして笑いが起こる)。
(自分の名前が出場選手から出ること)自分の名前を出してくれることは嬉しいこと。これまでの試合を見てくれたからだと思います。ここにいるのは、技術を持っている強い選手ばかりです。でもブアカーオは、経験があるのでみなさんには負けないです」
ストーヤン・コプリヴレンスキー
「(意気込みと決勝で当たる選手)こうしてトーナメント嬉しくも思います。レジェンドとの対決ができることは光栄です。格闘技界最高の大会なので、しっかりと準備をしてきました。決勝は、すべて素晴らしい選手なので誰と戦ってもいい。何が起こるかわかないので、それも含めて楽しみにしています」
デング・シルバ
「(意気込みと決勝で当たる選手)再びK-1に来ることを嬉しく思います。最大の大会なので楽しみです。10年前に格闘技を始めて、K-1のチャンピオンベルトがすべて。チャンピオンになることしか考えていない。決勝は、最初に勝てば、誰がきても問題ない。誇りを持ってここにいる。母国にベルトを持って帰りたい」
ダリル・フェルドンク
「(意気込みと決勝で当たる選手)最高のステージで最高のスキルを見せたい。決勝は、全員準備してきている。戦う準備ができている。一つだけ言えるのは、ここに勝つためにきているということ」
ヴィクトル・アキモフ
「(意気込みと決勝で当たる選手)みなさんに会えて嬉しく思います。K-1は、世界のキックボクサーの憧れです。精神的にも肉体的も合宿をして準備できています。ブアカーオと同じトーナメント最高です。参戦をさせてくれた人たちに感謝したい」
ロマーノ・バクボード 
「(意気込みと決勝で当たる選手)明日を待っています。楽しみにしています。みなさんに会えたことが嬉しいです。決勝は、もし私が決めるならばブアカーオと戦いたい」
カスペル・ムシンスキ
「(意気込みと決勝で当たる選手)今はいい調子です。いい試合をしたい。決勝ではブアカーオと戦いたい。勝ちたい」
ゾーラ・アカピャン
「(意気込みと決勝で当たる選手)明日は世界的なビッグイベントがあり、期待しています。どのファイターも優勝することを狙っていると思います。ここに集まっている選手全員がファイナルへ上がりたいと思っているはず。でも勝つのは自分です」
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