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与座優貴vs.ゴンナパー決定!「真の世界一に向かうための位置づけの試合だと思っている」=7.7「K-1 WORLD MAX」

 5月22日(水)都内にて、7月7日(日)に国立代々木競技場第二体育館大会で開催の「K-1 WORLD MAX」の記者会見が行われ、スーパーファイトが追加発表された。
 
決定したカードは、[-63.5kg契約/3分3R・延長1R]の与座優貴(日本/team VASILEUS) vs.ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム) 。

 与座は6歳から空手を始め、19歳の若さで極真会館2017年第6回世界ウエイト制軽量級で最年少優勝。19年3月にキックボクサーとしてプロデビュー。21年6月にK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属となり、12月のKrushでK-1 GROUPデビュー。蓮實光を左ハイキックでKO勝ち。
22年2月にK-1初参戦し、スーパーファイトでK-1ライト級王者・朝久泰央と対戦し、延長判定勝ち。23年3月は朝久の持つベルトに挑む形でのリマッチに勝利し、第6代K-1ライト級王座に就いた。
6月のK-1では、スーパーファイトでアーロン・クラークを圧倒。7月のK-1では元ムエタイ三冠王エークモンコンを三日月蹴りKO勝ち。24年3月はRISEのリングで中村寛と対戦も、後ろ蹴りが急所に入ったアクシデントが発生し、途中までの判定となり勝利した。
今回は昨年7月以来、1年ぶりのK-1参戦となる。

 対するゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本に主戦場を移すと、16年9月にK-1初参戦を果たすと山崎秀晃や卜部功也から勝利を収め、大きなインパクトを残した。
17年11月にはKrushのリングで林健太をKOし、18年4月には佐々木大蔵を下して、Krushライト級王座を獲得。6月のK-1で安保瑠輝也をマットに沈め、Krush王者としての初防衛戦では大沢文也からも勝利。12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメントでは篠原悠人のパンチに沈み、まさかの初戦敗退。19年3月のリュウ・ウェイ戦を最後にリングから離れるが、20年1月Krushの横山巧戦で復活。判定勝利で2度目の王座防衛に成功すると、6月Krushは篠原へのリベンジを果たし、3度目の防衛に成功。12月のK-1で林の持つK-1ライト級王座に挑戦し、悲願のK-1王座奪取を成し遂げた。
21年7月の初防衛戦で朝久泰央を迎え撃ったものの、延長判定で敗れて王座陥落。22年6月の「THE MATCH 2022」ではRISEの白鳥大珠をKO。8月K-1では岩崎悠斗を左ハイキックで鼻骨骨折によるドクターストップに追い込んだが、一時戦線離脱。復帰戦となった24年4月のKrushでは塚本拓真を判定で下した。
与座優貴
「コンナパー選手との試合は、ファンの皆さんも自分がチャンピオンになった時から望まれていたカードだと思います。やり残したことというか、この試合をしっかりクリアして、今自分の目標である真の世界一に向かうための位置づけの試合だと思っているので、いい形でしっかりKOして勝ちたいなと思います。

(相手の印象)K-1でヒデさん(山崎秀晃)とやった試合を見ていて、ただのファンというか、すごい強い選手だなと思っていたんです。今自分がK-1のライト級チャンピオンになって自分のベルトを奪いに来る敵の一人だと思っています。自分の中ではいつもと同じで、勝って当たり前の試合なのかなと思っています。

(先日Krushでのコンナパーの再起戦の感想)あの出来で7月に来たら相手になるのかなと思いましたし、自分も3月の出来ではダメだと思うので、お互いに万全に仕上げて、7月がお互いのピークくらいの仕上がりで戦えればいいのかなと思います。

(ゴンナパーのどこに魅力を感じるか)正直、最初にオファーが来た時は、今更? というのも正直ありました。自分はもともとずっとやりたかったんですけど、タイに帰って急にいなくなっちゃったのにパッと戻ってきて、一回勝ったからといって自分とやるのはどうなのかな? と思ったんですけど、実力は誰もが認める強いし、自分も尊敬している部分もありますし、世間から見てもゴンナパー選手をしっかりとした形で勝てば自分の評価も上がると思います。知らない外国人とやるよりは自分の強さをより分かりやすい形で示せるのかな、と思います。

(前回の中村寛戦をどう消化しているか)自分はいつでも再戦する気ではいるし、話が進まないということは、そういうことだと思うので、お互いに目指すものが違うのかなと思っています。その中で自分が信じる道を進もうかな、と思います。

(今回team VASILEUS所属になっての初戦になるが)所属している先輩たちに自分は格闘技としての夢を与えてもらったと思っているので、その先輩たちと同じチームに所属するということになって、これからは自分が夢を与える立場になっているし、これからはもっとなっていかなければなと思っているので、その中で求められるのは勝ち方だと思います。そこは3月はうまくいかなかったことが自分の課題でもあるので、今回はいい感じで倒したいと思います。

(3月のコンディションと今のコンディションを比べて)6月頭くらいに初めてタイに修行に行こうと思っています。ムエタイ選手と対戦する機会はそんなに多くはないと思うので、そういった意味でムエタイのリズムを知るためにもタイに行こうと思っていますし、今までと違う試合前のコンディション作りになるのかなと思っています。

(どこのジムに行く予定か)何個かあるんですけど、より自分の階級の選手が多いところとか、ONEの選手が多いジムには行ってみたいと考えています。期間は1~2週間くらいを予定しています。今後、勝っていけばよりもっと強いムエタイのチャンピオンと対戦することもあると思うので、その中で自分の格闘技人生の経験として、タイに一度行ってみたいなと思いました。

(ジムを移籍して変わった点は)今は渡辺雅和さんとマンツーの練習が増えたので、より自分のコンビネーションを磨いたり、精神と時の部屋みたいなイメージでやれてますね。ただ、相変わらずスパーリング相手は不足しています。

(ファンにメッセージ)宮田さんに提案なんですけど、KOボーナスがもうちょっと欲しいなと思っていてどうでしょうか? (可能性は否定しないということでの言葉受けて)決定でお願いします(笑)。K-1の興行に出るのがちょうど1年ぶりなので、K-1ファンの皆さんには待たせてしまったなと思っています。その分、ゴンナパー選手と最高の試合をして最高のKOで勝つので、ぜひ期待してください」


ゴンナパー・ウィラサクレック(会見を欠席のためにメッセージ)
「7月7日に日本で試合出場することが決定しました。皆さん応援してください」
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