「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国<公開練習>王者KANA、KO防衛でドリームカード実現へ!「倒してクリアするのは絶対条件。この試合に勝ってアニッサ戦を実現させたい」
この日はパンチのみのミット打ちを披露したKANAだが、今回も6月上旬から約3週間、アメリカでの合宿を敢行。1日おきに週3回のスパーリングをこなしてきたというが、現地では初めて今回スパーリングをする相手が多かったという。
特にボクサーとのスパーリングは「すごく試合に近くて、いい緊張感でできたし、そこで見つかった課題を実戦の中で修正できたので、いい時間だったなと思います」と、かなりの成果を上げてきた様子。「試合10日前に必要な疲れがある感じで(仕上がりは)いいのかなと思いますね」と、コンディションもしっかり整えて試合を待っている状態のようだ。
今回の挑戦者となったのはマッケンナ・ウェイド。22歳の若いファイターでパンチ主体でガンガン攻めてくるファイターだ。そのマッケンナについて、「自分もキャリアが浅い時は若さと勢いとで上の選手を食ってやろうという気持ちでやっていたので、やっぱりそこは凄い警戒しないといけないと思いますね」と語ったKANA。
若さや勢いを警戒しているようだが、「K-1のチャンピオンとして最強を目指していく上で本当にナメちゃいけない相手ですけど、しっかり倒してクリアしなきゃいけないのは絶対の条件なので、しっかり緊張感を持ちつつ自分の仕事をしてKOしたいなと思います」と、4戦連続KOで実力を誇示するつもりだ。
「1戦でも落としたら自分が目標としているアニッサとの試合は実現が遠ざかる一方だと思うので、この試合に勝って、年内に実現させたいと思っています」と、既に頭の中では具体的なプランを思い描いている。「自分の試合で見てくれている人にエネルギーを与えられるパワフルな試合をするので、応援よろしくお願いします」と、改めてタイトル防衛を誓ったKANA。マッケンナをKOし、アニッサとのドリームカードの年内実現にリーチをかける。