空手家・山口翔大、ANIMAL☆KOJIに競り勝つ!「次戦からもっと強い選手がバンバン出てくると思うので、ここからが正念場です」
山口翔大
「(試合を終えた率直な感想は?)ちょっと試合前に僕も大きなことばかりいっていたんですけど、プロの世界は甘くないなというのが率直な一番の感想です。プロのトップファイターはすごく根性があって、最後もあきらめずに攻めてきて。心が折れそうになりながら空手の経験だけでしのいで、なんとかギリギリ勝てたかなというのが本音です。
(対戦相手の印象は?)やはりプロは一回の勝ち負けが記録に残るんで、必死で最後まで勝ちに来ていたと思います。フルコンタクト空手はアマチュアスポーツなんですけど、それにはない精神力ですね。プロの世界のきびしさというのを身をもって教えていただきました。(空手の突きをアジャストしてきたと話していたが?)1Rはショート(の距離)でちょっとは使えたかなと思うんですけど、本質はそこではないので。次戦までに修正して突きをどうアジャストしていくのかというのが、本当にはっきり分かる形で示していきたいと思います。
(K-1 JAPAN GROUP参戦から3連勝で自信になったのでは?)自信や練習してきたことが出たというよりも、自分が培ってきたフルコンタクト空手の経験だけで、なんとかしのいで勝ってるというところが本音なので、次戦からもっと強い選手がバンバン出てくると思うんですけど、そこにはまだまだ通用しないと思うので、ここからが正念場かな。スタートラインに立ったという意味で、今は反省しかないですね。
(今後の目標は?)元々そんなにお酒を飲まないんですけど、今年からKrushのベルトを獲るまでとりあえず禁酒だというのをSNSでも掲げているので、今年一滴もお酒飲んでないんですよ。ベルトを獲るまで飲めないので、美味しいお酒が飲めるように毎日稽古に励んでベルトを獲れたら。当面はKrushのベルトですね。そこが獲れるまでは修行かなと思っています。
(ファンへメッセージ)応援ありがとうございました。皆さんが思っているような派手な試合にできないんですけど、これもフルコンタクト空手の山口翔大だと思うので、勝ち負けではっきりKOという形にはまだまだ修行が足りないんですけど、次回はKOできるように、今日がスタートラインだと思って暖かく見守っていただけたらなと思います。押忍」