新スーパー・ライト級王者 稲垣柊、全試合KO勝利でトーナメント制覇!「Krush王者としてこれからどんどんベテラン勢と戦っていきたい」
「(トーナメントを終えて率直な感想は?)準決勝(vs寺島輝)は自分の中でいい戦いができたと思うんですけど、決勝はちょっと手こずってしまって、まだまだだなという思いが率直に強いので、これからまたさらにレベルアップして上をみて戦っていきたいと思います。(トーナメント3試合全てKO勝利となったが?)今言われてそうだったんだと思いました(笑)。僕は連勝していますけど、一試合一試合区切って戦っているので、それがこういう結果に繋がったんじゃないかなと思います。
(準決勝で対戦した寺島の印象は?)最初から距離が遠いなと。それはやる前から思っていたんですけど、思っていた以上に遠くて。1Rは五分五分というか、そういう戦いになっちゃいましたが、2Rから自分の持ち味を出せて倒せてよかったと思います。(逆ブロックの準決勝で勝った小嶋瑠久が欠場、代打の塚本との対戦となったが?)どちらと戦うにしても、僕のスタイルを貫こうという気持ちで戦っていました。ただ塚本選手のベルトに対する思いがファイトスタイルに出ていたので、最初ちょっと飲まれてしまったというか。そこも含めて反省かなと思います。
(K-1ジム大宮に初のKrushタイトルをもたらした心境は?)自分がK-1ジム大宮のプロ第一号なので、自分が初めてK-1 GROUPのベルトを獲れたのはうれしいです。兄(稲垣澪)もまだいるんで、兄弟でしっかりベルトを巻いていきたいと思います。(今後の目標は?)ひとつ、ベルトとして自分がやってきたことは形にできたのでうれしいです。Krushチャンピオンとしてこれからどんどんベテラン勢と一試合一試合戦っていきたいので、さらなる稲垣柊の成長を期待してい欲しいです。
(準決勝終えた時点でのダメージはあった?)そこはほとんどなかったのが幸いです。逆に塚本選手はボロボロだったと思うので、そこの面に関しては自分はよかったと思います。(塚本選手はダメージがある状態だったが、どのように考えていた?)以前塚本選手と試合をさせてもらったときのように遠い距離で始まるかなと思ったんですけど、やっぱりベルトに対する思いがあったのかガンガン前に来たので、そこは正直面を喰らった部分もあったので、そういう面では反省点です。
(塚本の準決勝のダメージはどう見ていた?)直接は見ていないんですけど、セコンド陣が試合を見てくれていたので、結構大きなダメージはあるよとは聞いていたんですけど、それを感じさせないくらい決勝はガツガツ来たので、本当に気持ちが強い選手だなと改めて思います。(ローを狙っていた?)それは自分の持ち味で、奥足へのローが得意だったので、相手のダメージは無しにしても狙っていこうとは思っていました。
(ファンへメッセージ)いつも応援ありがとうございます。Krushチャンピオンとして前のベルトを持っていた佐々木大蔵選手には見せられない、稲垣柊の色を出していこうと思うので、これからも応援よろしくお願いします」