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「K-1 WORLD GP」12.3(土)大阪 池田幸司が完全KO制覇宣言!石井一成「18年越しの夢を叶える」、黒田斗真「誰が何を言ってもやるだけ」、壬生狼一輝はアントニオ猪木さん&レオナイズムでベルト奪取を誓う!

 12月2日(金)大阪にて、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~初代バンタム級王座決定トーナメント~」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。

 本大会の中心に据えられた「K-1 WORLD GP 初代バンタム級王座決定トーナメント」。日本からは現Krushバンタム級王者の池田幸司、9月にWBCムエタイ世界王者となった石井一成、K-1バンタム級日本最強決定トーナメント優勝の黒田斗真、前Krushバンタム級王者の壬生狼一輝のバンタム級トップファイター4選手がエントリー。

 海外勢はスペインを中心に戦う赤道ギニア出身のアンビ・エンスエ・アボモ、WKAの世界王座獲得経験を持つ南米エクアドル出身のオスカル・ボルケス、ムエタイの強豪ヨーシラー・チョー.ハーパヤック、2019年にK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントで3位に輝いたサンベル・ババヤンの4選手が出場。会見では全8選手が明日のトーナメントに向けた意気込みを語った。
 
 今年3月にKrushバンタム級のベルトを獲得した池田は、直近4連勝のうち2KOと”倒せるバンタム”を体現。ベルトを前に「本当に輝いていて、一層欲しくなった。全試合僕がKOして勝ち切ります」とKOによる完全制覇を宣言。対するアボモは「明日はいろいろなことが起きるかもしれない」と不気味なコメント。「このベルトはスペインに持って帰るものだと思っている」と、自身の優勝を予言してみせた。
 
 かつて魔裟斗に憧れ格闘技の道へ足を踏み入れたという石井は「18年間思い描いた夢を果たすために、チャレンジャーとしてトーナメントに臨みたい」と夢の実現に意気込み。一方、南米からベルトを狙うボルケスは「明日はとにかく楽しい一日」と南米人らしく陽気にコメント。目前のベルトを指し「このベルトは祖国に持って帰るためにある」と自然体のまま闘志を燃やした。

 昨年5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントの覇者である黒田は「誰が何を言ってもやるだけ」と他選手の言葉に耳を傾けず。「自分は一度格闘技から離れていましたが、このK-1のベルトを獲るために戻ってきました。最後まで行ききる」と、穏やかな表情から発する言葉の中に力を込め決意表明。対するK-1初参戦が王座決定トーナメントとなったタイの強豪ヨーシラーもまた「明日はベストを尽くしていい試合をしたい。このベルトは必ずタイに持ち帰る」と、こちらも静かな言葉の中に必勝の決意を込めた。

 1回戦最後の対戦は前Krushバンタム級王者の壬生狼一輝と2度目のK-1トーナメント参戦となるサンベル・ババヤンの一戦。壬生狼は今年10月に亡くなったアントニオ猪木さんのリスペクトとして、年末の猪木さんお馴染みのホームレスコスプレで登場。「このベルトを獲りたかったら俺の首かっ切ってみろコノヤロー!」と猪木さんのモノマネを披露すると、現在サポートを受けているというレオナ・ペタスと一緒にベルトを腰に写真を撮りたいと語り「明日はレオナイズムで優勝します」と、優勝をレオナに捧げると宣言した。隣の席の壬生狼の振る舞いに思わず笑顔を見せたババヤンだったが、ベルトを前にすると表情を引き締め「チャンピンベルトは15年来の夢。明日は必ずスペインにこのベルトを持ち帰る」と宣言。かつて逃した栄冠を手にする意気込みを見せた。

 一回戦・四試合とも日本vs世界の図式となったトーナメント。初の王座に輝き、軽量級の主役に躍り出るのは誰だ?
池田幸司
「この試合が決まってから全ての生活を捧げてここまで最高のコンディションを持ってきました。明日は全試合KOを狙って、全試合KOして僕が勝ち切ります。期待してください。(対戦相手を目前にした印象)日本人とは違った筋肉の付き方で怖そうなんですけど、笑顔が素敵だったので、明日はいい試合をしましょう。(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)本当に輝いていて、より一層欲しくなりましたね。K-1のベルトは倒す人が獲れると思うので、明日は倒して僕が獲ります」

アンビ・エンスエ・アボモ
「明日はいろんなことが起こるかもしれないが、素晴らしい一日になると思う。(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)このベルトはスペインに持って帰るものだと思っている」
石井一成
「明日は18年前に思い描いた夢を果たすために、18年間やってきたことを出し切って夢を叶えたいと思います。そして明日はチャレンジャーとしてK-1に臨みたいと思いますので、応援よろしくお願いします。(対戦相手を目前にした印象)思ったより身長は低いな、と。体は大きいと思っていたのですが、体も思ったより大きくなく。今日は減量中なのでそんなに覇気もなかったので、明日はリングの上で会うのが楽しみです。(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)さっき初めて見たんですけど、やっぱり輝いていて、18年前に夢見たベルトがこれなのかと重く受け止めました。明日はこれを巻いてリングの上に立つ気持ちで精一杯がんばります」

オスカル・ボルケス
「明日はとにかく楽しい一日、素晴らしい一日を過ごしていきたい。(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)このベルトは中南米、自分の祖国に持って帰るためにあるんだなと思っている。明日は見ていてください」
黒田斗真
「ついに明日か、という感じで。誰が何を言ってもやるだけなので、しっかり最後まで生ききりたいと思います。(対戦相手を目前にした印象)日本人とは違って何を考えているのかわからんなと不気味な感じを感じました。(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)僕が格闘技から離れて、もう一度戻ってきた理由は、このK-1のベルトを獲るためです。明日はしっかりそれを叶えたいと思います」

ヨーシラー・チョー.ハーパヤック
「初参戦になるが、明日はベストを尽くしていい試合をしたい。(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)他の選手と同じで、このベルトは必ずタイに持ち帰りたい」
壬生狼一輝
「壬生狼の常識、非常識!やる気!元気!一輝!どうも。壬生狼一輝です。今回、ワシは減量も兼ねて静岡からヒッチハイクで2日かけてきたわ、ここまで。ワシはホームレスじゃ。格闘ホームレスじゃ。全部失ったけ、今回このトーナメントで全部かっさらう。(今回のコスチュームは無くなられたアントニオ猪木さんへのリスペクト?)ワシは今人生のホームレスをやっております。

(今回そのコスチュームを選んだ理由は)ただ単にリスペクトじゃ。あとは減量も兼ねて、ヒッチハイクでここまで来た。それだけじゃ。(対戦相手を目前にした印象)おい馬場さん(ババヤン)。力で来い、力で。このベルトを獲りたかったら俺の首かっ切ってみろコノヤロー!どうですかお客さん!(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)このベルトは僕の今教えてもらっているレオナ(・ペタス)兄貴が巻いたベルトです。ワシはレオナさんにレオナスピリッツを注入されているので、明日はレオナイズムで優勝します。そして明日はレオナ兄貴と一緒にベルトを巻いて写真を撮ります」

サンベル・ババヤン
「日本に戻ってこられて、とても嬉しい。明日は53kgのベルトをスペインへ持ち帰る。(ベルトを見ての意気込み、モチベーション)チャンピオンベルトはとても大事で、15年来の夢。この日のためにハードワークをしてきた。必ずスペインに、このベルトを持ち帰りたい」
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