「Krush.143」11.26(土)後楽園 鈴木勇人、トファネリに1年8カ月越しのリベンジ達成！「意識を飛ばされない限り、試合は終わりじゃない。その気持ちが最後に出るんだと思います」
鈴木勇人
「（試合を終えた率直な感想）疲れました。あとはトファネリ選手が思った以上にタフでしたね。（トファネリ選手の印象）前回はオーソドックスだったんですけど、今回はサウスポーに構えていたので、そこは大きな違いでした。オーソドックスでくるかなと思っていたのにサウスポーだったので、ちょっと面食らったんですけど、思ったより戦いやすいなと思って。その辺は問題なく普通に戦えました。
（急遽メインとなったことで気持ちは変わった？）何年か前はKrushでメイン張らせてもらってて、何年かぶりのメインだったので。やっぱり終わってみて思うのはメインは楽しいですね。（前回苦戦したカーフキックが今回も形を変えてきたが、効かされた？）今回は多少は効きましたけど、前回は足が使い物にならなくなっちゃったので（苦笑）。逆に自分の方が効かせたんじゃないですか、足は。苦労しましたけど、自分の方が効かせられたかなという印象はあります。
（1Rから左ローで攻めて効かせたシーンもあった。作戦通り？）全然（違う）。サウスポーに構えてきたので、何が当たるかなと思ってローを蹴ったら反応できていなかったので、これはバシバシいけるなと思いました。それでローを効かせようと思って1Rからそれでいきましたね。
（3Rにはパンチの打ち合いになったが？）打ち合いは結構自分好きなんで。見ている人はヒヤヒヤすると思うんですけど、やっぱり楽しいですよね。でも2～3回くらいいいパンチが当たったと思うんですけど、トファネリ選手は頑丈でガンガン来たので、これは強いなと思って。最後は自分もヒヤッとした場面はあったかと思いますけど、最後まで楽しかったですね。
（リベンジを果たした気持ちは？）リベンジは素直にうれしいですね。負けた選手には負けたままで終われないので。絶対にやり返さないといけないと思っているので。倒せはしなかったですけど、しっかり判定で勝てたので、最低限の条件はクリアしたかなと思いますね。
（4度のリマッチのうち3回で勝利、この勝負強さの理由は？）絶対に勝つって決めることじゃないですか。絶対に負けないって気持ちで戦っているので。接戦になったときって最後は気持ちだと思っているので。変な話、意識を飛ばされなければ負けることはないと思ってるんですよ。そうならなくて負けちゃうこともあるんですけど、意識を飛ばされない限りは試合が終わってないので、その気持ちがあればどんな状況でもひっくり返せると思ってます。僕はその気持ちで戦っているので、そこが最後出るんじゃないかなと思ってますね。技術の差とかは正直そんなに無いと思ってるので。自分も別に上手くないので。最後は気持ちで勝ちきってる感じですかね。
（今後の目標）K-1のベルトを狙いたいですね。もちろん負けている相手もいますし、やらなきゃいけないこともあると思うので、しっかりと与えられたチャンスを一個一個しっかりとものにして。そうすれば次に繋がっていくと思うので、とにかく与えられたチャンスを一個一個しっかりといい形でクリアしていくことですかね。
（来年はK-1のベルトへ一直線？）挑戦したいですね。来年も全勝でいきます。チャンピオンになるまでは絶対に負けないと決めているので。どの試合も絶対に落とさないですね。（効かされた攻撃はあった？）ガッツリ効かされた攻撃はなかったですね。（2Rにバックハイキックをもらっていたが）ダメージはないですね。タイミングで自分もなぎ倒された感じで。回転系は見えていました。
（一番手応えがあった攻撃は？）ローじゃないですかね。ローは確実に嫌がっているなというのと、一回頭も効かせたかなと思ったんですけど、すぐに向こうも回復して建て直したので。それくらいですかね。最後倒したかったですね。（ファンへメッセージ）応援ありがとうございました。これからベルトまで負けずに全勝でいくのでこれから注目してください。ありがとうございました」