セミファイナルは元Krushフェザー級チャンピオンの新美貴士が、プロ無敗の新鋭・関口功誠を迎撃するKrushフェザー級ワンマッチだ。新美は2.9K-1 WORLD MAX 2025で寺田匠のK-1フェザー級王座に挑戦し敗北。捲土重来を期し、再びKrushのリングに立つことになった。ベテランと呼ばれるキャリアになりながらも、「前回の試合よりもっとレベルアップした姿を明日試合でしっかり見せたいなと思っているんで、楽しみにしていてください」と進化に貪欲で、無敗街道を走る若い関口に対しても「凄くいい選手だなと思って、映像でも強い選手だなと思っている」と評価をしつつも、「僕は自分のやるべきことをやって相手が誰でも倒しに行くだけ」と、全く意に介さない。5.18「Krush.174」大阪大会では、石田龍大vs松本海翔のKrushフェザー級タイトルマッチが行なわれるが、「2人とも凄くいい選手だなと思っているくらいですね。そんな意識とか何もないですね。いい試合になるんじゃないかなと」と新美。やはり視線は前回挑戦したK-1フェザー級王座へ向けられているのか、あまり興味を持っている様子もない。「僕は全盛期っていうか、1試合1試合レベルアップしている実感があるんで全然世代交代にはならないと思うんで、そこはしっかり試合を見ていただきたいなと思っています」と、世代交代を狙う若武者に元王者の力を見せつけるつもりだ。