match result

試合結果

第18試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    team VASILEUS
    TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO
    戦歴
    62戦 49勝(25KO) 13敗 0分
    11戦 7勝(3KO) 4敗 0分
    生年月日
    1993.5.11
    1996.3.21
    身長・体重
    175cm ・ 69.5kg
    180cm ・ 67.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    愛知県名古屋市
    埼玉県入間市
    SNS

review

試合レビュー

 野杁は昨年9月の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントを3連続のKOで制覇。K-1の2階級制覇を達成し、「K-1 AWARDS 2021」でもMVPを獲得した。加藤はその王座決定トーナメント1回戦で対戦が予定されていた相手であり、今回はスライドしての実現となる。

 1R、野杁は歩くような足取りで前に進み、接近戦でヒザからボディフック・フックと加藤に打ち込む。脚へのヒザ、ローキックも入れる野杁は右ストレート、サウスポーになっての左ローと多彩な攻撃。そしてコーナーに追い詰めると、前蹴りをボディに突き刺し、左・右とショートストレートを入れてダウンを奪う。2R、野杁は間合いを詰め、ローキック、アッパー、脚への前蹴り、左ボディから左アッパーを突き上げ加藤がダウンしたところで陣営からタオルが舞った。

■野杁のマイク
「応援ありがとうございました。いろいろ試したい技もあったので2Rまで掛かっちゃったんですけど、対戦してくれた虎於奈選手、ありがとうございました。この後ヒデさん、聖哉とKRESTが3人続くので、ド派手なKOを見せてくれると思うので、最後まで楽しんでいってください。6月僕は対戦表明を受けていて、誰でもいいので、決まった相手とやります。名前を挙げるなら海人選手、だれでも受けて立つので、決まったら会場まで応援に来てください。

 あと僕の1つ前の試合で(安保瑠輝也が)なんか言ってましたけど、トーナメントであんな無様な負け方をして、日本人最後の砦とか、勘違いしてんじゃねぇぞと思います。僕はここで止まってる必要もないと思いますし、世界でも戦っていきたいので、日本人どうでもいいです。以上です」

■試合後の加藤虎於奈のコメント
「(試合の感想は?)悔しいです。(相手の印象は?)やっぱり強かったなって、すげえ思いますね。(一番強さを感じた部分は?)ボディとか三日月蹴りは耐えられたんですけど、防御力、ディフェンスの高さがすごくて、俺的にはいいの入ったなって思った部分もあったんですけど、全然効いてないなと思いました。(圧力は?)圧力はそんなに感じなかったです。(ちょっと届かないというぐらいの差を感じた?)今回、野杁選手はたぶん相当手を抜いて俺と試合した感があったなと思うんですけど。今すぐっていうのは、リベンジしてもたぶん勝てないんで、実績を残して食らいつきたいなと思います。(ファンの方へメッセージを)今日はたくさんの応援していただき、ありがとうございました。1年ぶりの試合で野杁選手っていう、メチャクチャ強い選手と戦えて、気持ち的にずっと、どうしたら勝てるんだろう、どうやったらいけるんだろうって考えてたんですけど、結果的に負けちゃったんですけど、格闘技に対する熱が、今回の試合でまた出てきたんでまた応援してもらえるとうれしいです」

■試合後の野杁正明のコメント
「(試合の感想は?)練習してきたこともいろいろ試すこともできたのでよかったかなっていう感じです。(相手の印象は?)試合後に喋ったりもしたんですけど、ずっと怖かったって言ってて。リング上で最初に向かい合ったときも僕よりも身長ありますし、大きく見えるかなと思ったらすごく小さく見えたので。それくらいですかね。

(自分の勝ち方、攻撃面では満足できている?)全然満足はしていないですね。本当に一発で仕留めようと思ったんですけど、やっていく中で勝負しに来てくれていなかったですし、いろいろ試してみようかなという技も結構あったので、1ラウンド終わってセコンドもトレーナー皆が『いろいろ試せばいいよ』と言ってくれたので、それを試すことはできたんじゃないかなという感じです。

(6月の件について)僕は誰でもいいですね。出たいか出たくないかといって出たくないという選手はいないと思います。やっぱり世紀の一戦の大舞台に選手として出たいと思いますし、対戦相手に関しては本当に誰でもいいですね。ラブコールしてくれている海人選手とやるのが妥当かなとは思うんですけど、他の選手がいればその選手でもいいと思いますし、誰でもいいっていう感じです。

(安保選手が「野杁選手がKOできなかった選手をKOしたからやる権利はある」「今年中に挑戦したい」と言っているが?)決まればやりますけど、正直言って興味ないですし。トーナメントで誰が見ても僕の圧倒的なKOだったと思いますし、その力の差があるのに、日本人最後の砦としてって言ったことに関してはちょっと違うんじゃないのと僕は思いました。まだ対戦したことがなくて自分が日本人最後の砦として挑戦したいというならわかりますけど、決勝で戦って僕に3回腹で倒されて負けている選手が偉そうなことを言ってんじゃねえよと思います。まあそれは僕が決めることじゃないですし、オファーが来たら断ったことは一回もないので。安保瑠輝也と防衛戦をやってくれとK-1に言われれば僕は受けますし。それはK-1さんに決めてもらおうかなという感じですね。

(試せた部分、収獲だった部分とは?)僕たちの中で、与座キックという蹴りがあるんですけど、一発で(加藤)虎於奈も効いていたと思いますし、練習してきたことはいろいろ。練習してきた技というか、それで倒すこともできましたし。ほんと細かなフェイントとかなんですけど、それを今回は重点的にやってきたので、それは試合の中で出せたのでよかったかなと思いますね。

(求められるストーリーには応えるけど、自分は世界に行きたい?)世界しか無いと思うんで。別に日本人にこだわる必要もないですし。前回のトーナメントが日本人卒業でいいと思うんで。今回は今この状況で外国人選手が来られないので、仕方なかったですけど、日本人と僕との戦いが見たいかと言ったら、外国人選手、本当の強豪選手とやってくれっていう声がとても多いと思うので。それは僕も思いますし。

(今海外のトップ選手とやったら前とは違う?)はい。本当に通用すると思いますし、外国人選手とウェルターでやってなかなか倒せない時期が続いていて。その時にウェルターじゃ通用しないとか、パワー不足とか結構言われていたと思うんですけど、今だったら全然倒す力も持っていると思いますし、倒せる自信しかないので、本当に世界のトップ選手とバンバンやっていきたいと思いますね。(ファンの方へメッセージを)今回も怪物らしさが出たと思うので、次いつかわからないですけど、今日よりさらに怪物化した野杁正明の姿を見せられるよう日々進化していくので次を楽しみにしてください。応援ありがとうございました」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2022年4月3日(日)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~
日程
2022年04月03日(日)
会場
国立代々木競技場 第一体育館
選手
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