match result

試合結果

第19試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    FLYSKY GYM/Tmile Gym
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    戦歴
    36戦 22勝(14KO) 12敗 2分
    55戦 34勝(8KO) 20敗 1分
    生年月日
    1994.8.17
    1990.11.20
    身長・体重
    172cm ・ 65.0kg
    173cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    兵庫県加古川市
    東京都町田市
    SNS
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試合レビュー

 元K-1ライト級王者の林に対し、Krush2階級王者の佐々木。かつての同門でこの試合が決まるまで練習をともにする間柄であった2人がK-1スーパー・ライト級王座を目指す途上で激突する。

 1R、ともにオーソドックスで林はジャブでのリードから右ストレート、左フックと振るって探る。佐々木はロープを背負って対処していたが、林の右ショートフックがとらえ、佐々木はやや足がヨロめく。しかし持ち応えた佐々木はカウンターのフックをヒット。林はカーフキックで佐々木を横向きにさせる。

 2Rも林が前に出てプッシャーを掛けるが佐々木が右クロスでとらえてダメージを与え、右ストレートを続けて打ち込み林をダウンさせる。
 迫り来る佐々木の右ストレートをかわして林は逆に右ストレートを打ち込み、続けて右ショートストレートでダウンを取り返す。
 両者1度ずつのダウンとなり、林が右ストレートを当てれば佐々木は左フックを当て返す。しかし踏み込んでの右ストレートで佐々木が林に2度目のダウンを与える。

 3R、林の左パンチの引き際に佐々木は右ストレートを返し林をのけ反らせる。林のローに佐々木は右ストレートをカウンター。林はアッパーからフックを連係し、佐々木に近距離での打ち合いを強いて試合を進める。佐々木はしかしバックステップして距離を作り、ミドルとジャブを入れる。これに対し林はやはり間合いを詰めての打ち合いに持ち込む。両者最後までパンチの打ち合いで試合が進む。

 判定は27-26、28-27、28-26の3-0で佐々木。友情対決を制した。


■林 健太の試合後のコメント
「(試合の感想は)チャンピオンじゃなくなって、今年に入って階級変更して、また応援してくれている人たちにいい姿を見せようと思ったけど、できなかったっすね。申し訳ない気持ちでいっぱいですね。
 
(相手の印象は)上手やったっすね。ストレートが全く見えなかったです。(やりづらかった?)キッカーなので、もっと蹴りで来ると思ったんですけど、パンチの展開が多かったので、自分もちょっと変に巻き込まれてしまったというか。普段の大蔵君じゃなかったですね。
 
(それでペースが掴めず?)ペースが掴めずというか、どちらかというと僕はあの展開は好きなはずなのに、うまく外されて合わされて、ちょっと熱くなったところにスコーンと入れられて、うまく試合を運ばれたなという感じです。(ファンにメッセージを)落としたらアカンところで落としてしまったんですけど、また世界チャンピオン目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」

■佐々木 大蔵の試合後のコメント
「(試合の感想は)今の気持ちとしては率直に、健太ありがとうと。健太とだったからここまで来れたと言ったら、今までやってきた選手に失礼になるかもしれないですけど、健太と過ごしてきたというのは紛れもない事実というか、その思いを胸にずっと健太との試合が決まってから過ごしてきたので、それがようやく今日終わって、本当に健太への感謝の思いが募る一方ですね。
 
(やりづらかった?)そうですね、率直に言うと。1R、お互いに距離が掴めてない状態の中だったので、『いつもの』『いつもの』っていうのを追っかけてしまったので、そういう部分の怖さを感じましたね。(林選手は『佐々木選手の戦いがいつもと違った』と言っていたが)そうなんですか(笑)。僕も必死だったのであまり覚えてないので。いつも健太とスパーしていたっていうのがインプットされているのでそれとのズレを感じたというのはありましたね。健太が思うのと僕が思うのはまた違うというのもあると思うので。

(元王者に勝って、王座戦戦では前進では?)ありがとうございます。そう言ってもらえるとうれしいんですけど、この階級の王者は今日もセコンドについてくれたヒデさん(山崎秀晃)なので、ヒデさんに対してどういうものを見せられたかというのも……。ヒデさんも僕が勝つことを信じてバックアップしてくれてずっと過ごしてもらっていたので、今後のことはゆっくりと考えていくとともに、僕は一戦一戦というか、常に常に、勝っても負けても変わりなく格闘技というものを続けていく。『まだまだだなあ』という思いはずっとあるので、そのまま邁進していくのみですね。
 
(ファンにメッセージを)今日はありがとうございました。そして横浜アリーナの地で、K-1という最高の舞台で、元同門で長い付き合いの健太とリング上で拳を交えられたというのは自分にとっての財産なので、これからさらにステップアップしていく姿を皆さんに届けられたらなと。いつもとは違う色が見せられたらなと思うので、またどんどん作品と言われるような、そんな準備をしていきたいと思います。ありがとうございました」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2021年9月20日(月・祝)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~
日程
2021年09月20日(月)
会場
横浜アリーナ
選手
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