match result

試合結果

第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    大和ジム
    戦歴
    55戦 34勝(8KO) 20敗 1分
    67戦 45勝(32KO) 21敗 1分
    生年月日
    1990.11.20
    1987.12.10
    身長・体重
    173cm ・ 65.0kg
    170cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    東京都町田市
    愛知県知多市
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試合レビュー

 スーパー・ライト級のベテラン対決となった一戦。1R、左ミドルを放っていく大和に佐々木は右ローを返して対抗。大和が右ストレート、左フックを当てるが、佐々木もその後は追わせない。しかし大和が徐々に前に出てきて、佐々木にロープを背負わせる。そして右ストレート、左フックで迫る。

 2R、ジリジリと前に出て圧力を掛けていく大和。佐々木が前に出んとすると、大和は右ストレートのカウンターを狙う。佐々木もワンツー、左フック、右ストレートとパンチの手数を増して前に出る。そして右ストレート、左フックと大和に当てる。だが大和も左フック、右ローと反撃。両者一進一退の攻防となる。

 3R、大和はやはりプレッシャーをかけてローキック。そして左フックの上下打ちからローキック。だが佐々木もジャブの連打、右ストレート、左フックと攻め返す。大和が右ストレートを決めるが、佐々木が右ロングフック、右ストレートと連続で当て、大和の足を止める。打ち合いでは佐々木が優位に立ち、左フックでも大和をフラつかせて終える。判定は30-29、30-29、30-28の3-0で佐々木。実力者対決を制した。

■試合後の佐々木大蔵のコメント
「(試合の感想は)試合もそうなんですけど、やっぱり試合が決まってから大和選手という、僕が見上げるような存在の選手と、こうして両国のリングで向かい合うことができて、本当にすごく僕の中で光栄な気持ちと、まあ試合は勝利しましたけど、大和選手の哲学と僕のアートという部分のvsで、リング上で戦わせてもらったんですけど、皆さんから見てどうだったかなと、第三者目線からの声を聞きたいなという思いですね。

(相手の印象は)本当に見上げる選手で、僕はもうファイターだけじゃなくて一人の人間、男として尊敬できる選手で……もう、そこに尽きますかね。(そういう存在に勝った気持ちは)すごくうれしい気持ちもありますけど、やっぱり大和選手に勝利したということで、さらに上のステージに自分は上っていかないといけないと思ってますし、それが使命だと思ってますね。

(激しい攻防を競り勝てた要因は)どこがよかったんでしょう……僕はすごく夢中に殴り合ってたというか、いつもだったらあそこで打ち合わなかったりするのかなという部分でも打ち合いになったというのは大和選手の引き込む力だったり両国というイベントだったからかなと思いますね。そこでやっぱり、自分でさらに熱を持っていくというのが、さらに今後のテーマになりましたね。

(この好調を受けて来年は)変わりなく、来年だからということではなくて、一つ一つしっかり積み重ねるのもそうですし、一人でも多くの方に届けたいんで、常に言ってるんですけど、まだまだだと思ってるんで、もっともっとと思いながら日々を過ごして、練習にも取り組んでいきたいなと思いますね。

(ファンにメッセージを)今日はご視聴もいただき、ありがとうございます。今後、K-1のベルトは僕の先輩である山崎秀晃さんが持ってますが、山崎秀晃選手……山崎秀晃先輩に恐れられるような存在にもっとなっていけるように日々取り組んでいきますので、これからも佐々木大蔵をよろしくお願いします」

■試合後の大和哲也のコメント
「(試合の感想は)結果、負けてしまって……まあちょっと精神……調子も悪くなかったと思うし、体調も悪くなかったし、ベストを出せるかなと思ったんですけど、なかなか歯車が噛み合わず。うーん……こんな結果になってしまって、いろいろと考えさせられますね。うん……正直、ショックが大きいですね。ショックが大きいです。

(相手の印象は)うまいなあという印象はありましたね。それ以外は……そこにうまく自分がハマってしまったという感じです。(リングに上がってみたら力が出なかった?)そんなこともないと思うんですよね。やっていくうちにだんだんと……。試合前にやろうとしていたことと真逆の動きというか、力んでしまって……そういう歯車というのが、昔と違って……昔って言っちゃったらしょうがないんですけど、何か自分としてはしっくりこないというか、何て言うかなあ……。

 コンディションもベストだった気もするけど、そこの歯車が噛み合わないというところでちょっと、いろいろ考えさせられますね、今後についてホントに。戦いたい気持ちはあるけど、そこでベストパフォーマンスが出せずにやるのもどうなのかなあというか。そういう、勝負の厳しさを教えてくれるのがK-1のリングだと思うんですけど、ちょっとまあ、時間を置いてしか考えられないですね、先は。

(ファンにメッセージを)一撃必倒とはならなかったですけど、試合は負けましたが、盛り上がる試合はできたかなと思うんですけど。今後のことはしっかり考えて、この先を歩んでいきたいと思います。今日は応援ありがとうございました」

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試合情報

BRAND
大会名
2020年12月13日(日)K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~
日程
2020年12月13日(日)
会場
両国国技館
選手
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