match result

試合結果

第14試合◎【株式会社 武州鳶 Presents】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    CLUB es/team ALL-WIN
    クロスポイント吉祥寺
    戦歴
    33戦 26勝(14KO) 6敗 1分
    68戦 44勝(21KO) 21敗 3分
    生年月日
    1995.10.29
    1991.6.17
    身長・体重
    184cm ・ 67.5kg
    175cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    兵庫県姫路市
    福岡県遠賀郡
    SNS

review

試合レビュー

 1R、不可思はジャブからローを放っていく。さっそく得意とするジャンプしての二段蹴りを見せる安保だが不可思は当てさせない。動じた様子を見せない不可思は前に出るが、ここで安保のローが下腹部付近をとらえ、これにより不可思のファールカップがズレてしまい、再装着にしばらくインターバルが取られる。
 再開すると不可思の前進に安保はジャブを合わせ、跳びヒザ、右ストレートと続けて襲う。安保はジャブから胴回し回転蹴りと不可思に猛攻。不可思はややフラついた様子もあったが安保に対し間合いを潰していく戦いを変えない。安保は右ストレートを打ち込み、これにフラついた不可思に再び右ストレートを打ち込むと、不可思は大きくフラつきロープの間から頭が出てしまいダウンが告げられる。
 2R、安保は跳びヒザを見せるもこれは当たらない。不可思は右フックをヒット。安保もここから打ち合いに応じ、不可思に右ストレートを打ち下ろす。不可思が猛然と打ってくると安保はクリンチして不可思を押さえる。
 不可思は左フックを当てるが、やはり安保はクリンチで押さえる。不可思はボディストレートも安保はやはりクリンチで不可思を押さえる。安保と不可思、両者に組みつきの注意が出される。前に出る不可思に安保はヒザをボディに突き刺す。不可思がそれでも向かうと安保は組んで受け止め、自ら体を離して跳びヒザを不可思に放つ。
 3R、不可思はガードを固めながら前に出て安保のボディにフック・ストレートとパンチを集める。安保は顔へのヒザを放つが不可思は止まらない。距離が開くと安保は顔への横蹴り、さらに左ハイキック、顔へのヒザ蹴りと飛ばす。ボディ狙いの不可思だが、安保も距離を作って横蹴り、ハイキックと蹴りを飛ばして不可思の攻勢を押さえる。
 判定は30-27、30-27、29-28の3-0で安保。王座防衛を果たした。


安保のマイク
「しばらくKO勝ちから遠ざかってしまっていて、今回噛み合うし倒し切るつもりだったんですけど試合中から不可思選手の気迫がスゴくて、試合が盛り上がってくれたのは不可思選手のおかげでもあるのでありがとうございました。最後まで楽しんでいってください」



不可思コメント
「(試合の感想は)獲りたかったんで、もちろん。メチャ悔しいっす。負けたか……みたいな感じですね。
(相手の印象は)思ってた通りスピードも速いし、1R目の勢いに、今回は呑まれちゃったかなという感じですかね。
(想定と違った部分は?)1R目のダウンが、向こうの蹴りのフェイントに反応して一瞬手が下がったところにパンチをもらっちゃって。見えてなくて、効いちゃったんですけど。もっとリズムをコントロールして行こうかなって思ってたんですけど、自分の感覚としては、思ってたより向こうがやりやすい風にさせてしまったかなって感じですね。
(ファンにメッセージを)ここでK-1のベルトを獲って盛り上げようと思ってたんですけど、またどうやって盛り上げようか考えて、頑張っていきます」


安保コメント
「(試合の感想は)とりあえず、内容は善し悪しはありますけど、とりあえず勝てて終われたことにホッとしてます。
(相手の印象は)僕と戦ってくるのであれば、ああいう感じで来るだろうなっていうのを2Rの途中からすごく前面に出してきて、根性があったというか、フィジカルとか自分が警戒してた部分がすごく強かったですね。
(昨日の計量オーバーの理由は?)いつももっと前もって落とすんですけど、今回は新しい減量法というか。いつも追い込み練習の時に減量しすぎちゃって、動けなくなって体重を落とすための練習みたいになっちゃうんで、今回はそれをやめて、1週間ぐらい前から減量したんですけど、もうちょっと考えてやった方がいいのかなっていうか。65kgでやれるのはやれるんですけど、ちょっと急激な水抜きをしすぎたかなっていうのがありまして、それがちょっと……試合で出たかどうかは分からないですけど、後半、自分でも失速したなっていうのはありますね。
(それが今日の試合に影響があった?)それは、あったと言うと言い訳になっちゃうんで、なかったです。
(ファンにメッセージを)今日の試合内容は、僕の技と不可思選手のガツガツ最後まで行く根性の勝負になったんですけど、ああいう試合展開では不可思選手を応援する方もすごく多いと思うんですけど、その通りにすごく気持ちも強くて、ホントに。過去最高のレベルで根性の強い相手でした。そういう選手に勝つことができてすごくホッとしてますし、今後も……まあ、階級をどうするかはまだ決めてないんですけど、今後も勝ちを続けていきたいと思います。また応援よろしくお願いします」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2020年3月22日(日)K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~
日程
2020年03月22日(日)
会場
さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
選手
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