match result
試合結果
第16試合◎スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
1R、バルディノッチは左インロー、右前蹴りで先制。木村は右フック・左フックと強振していくが、ここは両者クリンチとなる。バルディノッチはガードを固めて前に来るが、木村は右ボディフックをめり込ませ、さらに左右ボディフックを連打。木村はそこから顔へのフックを走らせる。木村は跳びヒザを見せバルディノッチは押し倒されるが、これはノーダウン。バルディノッチは左インローを続行し、木村の進入をけん制する。やや木村は入り辛そうにする。
2R、木村の左脚内側はバルディノッチの左インローで真っ赤になる。木村の左右フックに対し、ガードを固くして弾くバルディノッチ。前蹴り、ミドルとバルディノッチは蹴りの距離を保ち、ブロックしてクリーンヒットさせない。木村は強引に距離を詰めると、右ボディフックをめり込ませ、さらにもう1発フォローしてダウンを奪う。木村は右フックを顔・ボディと乱れ打ちし、そして左ボディで再びバルディノッチを打ち倒す。最後はすぐに距離を詰め、木村が左右ボディフックをまとめ打ちし、バルディノッチを三度(みたび)倒してKOした。
木村のマイク
「横浜アリーナ調子どうですか? K-1楽しんでもらえてますでしょうか? KOが多くて、これぞK-1だなと思います。僕はK-1に夢を持って希望を持った少年だったんですけど、自分のようにK-1を見ている子に火を灯せたら幸せです。僕も憧れられる存在になりたいです。これからも頑張ってK-1ファイターとして精進していくので応援してください。
そして12月28日、みんな忙しいと思うんですけど、楽しみたくないですか? K-1名古屋、僕もそこに出ます。僕はK-1ファイターとして誇りを持って名古屋にダイナマイトを落としたいと思います」
■試合後の木村“フィリップ”ミノル選手のコメント
「(試合の感想は?)楽しかったですね、横浜アリーナ。気持ちよかったです。相手も強かったけど、試合しながらいっぱい成長できる場面が何個かあったから、ちょっと燃えてますね、今後に。今日はちょっと燃える試合でした。次、課題も見つかったし、気合入りました。(けっこうインローを蹴られていたが?)効いてはまったくないですね。肌が白いので赤く出ちゃうんですけど。まあでも、あれを蹴られてたらいずれハイキックをやられたり、フェイントから左ストレートをもらったり、そのあとが危ないからなるべくもらわないようにしたけど。インローに徹してましたね、ガードしてローを蹴ってっていう。パンチ屋に対するセオリーをやってきたなとは思いました。
でも、ボディーブローが入って本当によかったです。自分を救ってくれました、ボディーが。(感じた課題というのは?)試合をもうちょっとうまく作るべきだなと思ったり、パンチの精度とかをもうちょっと僕ならできることが多いかなって思ったり、細かい部分ですね。でも、燃えました、すごく。次、もっと強くなれるなって。(ファンへのメッセージは?)ありがとうございました。またKOするんで、楽しみに観にきてください」
■試合後のジョーダン・バルディノッチ選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)尊敬するファイターである木村選手と試合できて、とても光栄だ。ただ残念なのは3Rまで行けず、2R後半に試合が終わってしまったこと。もし3Rまで行けたらインローと前蹴りで勝機を見出せて、勝てたかもしれないと思う。彼のパンチはとても重く、ブロックはしていたのだが、ガードの上からだんだん効いてきて、受けた時に自分のヒジが入ってしまうということが2度ほどあった。蹴りも2発ほどあって、そこで一瞬止まってしまってやられてしまった。また鍛え直して、自分ではほんのちょっとの差だと思うので、練習してまた戻ってきたいと思う。(ファンにメッセージを)この場で戦えたことを幸せに思います。日本のファンが温かくて、私が入場するときに拍手して手拍子してくれたのがとてもうれしかったです。また戻ってきたいです」
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試合情報
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- 大会名
- 2019年11月24日(日)“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」
- 日程
- 2019年11月24日(日)
- 会場
- 横浜アリーナ
- 選手