match result

試合結果

第13試合/【HEARTS Asset Management株式会社 Presents】 K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    team VASILEUS
    天津阿福ファイトクラブ/CFP
    戦歴
    45戦 42勝(26KO) 3敗 0分
    36戦 28勝(5KO) 7敗 1分
    生年月日
    1991.7.29
    1994.12.25
    身長・体重
    168cm ・ 60.0kg
    169cm ・ 57.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    鳥取県米子市
    中国・河南省
    SNS

review

試合レビュー

 1R、武尊は前蹴り、左ミドル、左インローと前足のスピードある攻撃で先制。ワンはバックブローを放ち、これで武尊をとらえる。武尊はバックステップして距離を作り、ワンが来ようとすると前蹴り、左ミドルでストップする。そして前に出ると、武尊は威力あるボディフックから顔へのフックを連係する。ラウンド終盤、ワンが後ろ回し蹴りを見せると、武尊も負けじと後ろ回し蹴りを放つ。
 2R、武尊の前進を前蹴りで止めるワン。後ろ回し蹴りも繰り出し武尊を幻惑する。右ストレートも軽くではあるが武尊の顔をとらえる。武尊はワンの前進にボディへのヒザを合わせ、大きな右ボディフック。だがワンも前蹴りを止めず、武尊の前進を妨げる。しかし武尊は左ミドルからステップインしての左右ボディフック、ボディへのヒザ、左ローと決める。武尊はワンのプッシング、顔面前蹴りとさらに前進を阻まれるが、ボディフックからの左ロー、ボディフックで削っていく。
 3R、ワンはプッシング、前蹴りで武尊に一方的な攻勢を許さない。顔面前蹴りで武尊をフラつかせ、左フックを決める場面も見せる。プッシング、顔面およびボディへの前蹴りで武尊のリズムを崩すワン。さらにバックブローも決めて見せる。
 武尊は右ストレートから左ローを決めるが、ワンはここで前に出てくる。そして武尊を下がらせる。だが、武尊は右クロスとボディへのヒザを決め、打ち合いに臨むと逆にワンを下がらせる。しかし左フックはワンのガードの上、あるいは空を切り決まらない。打ち合いの中で右フックを決めるも、逆にワンの右フック、左フックを浴び右ストレートも被弾する。両者最後まで打ち合いとなり、武尊も右ストレート、左フックを当てるが、ワンも左・右とフックを当てる。
 判定は30-29、30-29、30-28の3-0で武尊。王座初防衛に成功するも、KOならず笑顔はなかった。


武尊のマイク 「ご来場ありがとうございました。KO出来なかったんですけど、K-1は誰が何と言おうと世界最高だし世界最強なので、引っ張り続けて証明し続けていきます。K-1最高!」


■試合後のワン・ジュングァン選手のコメント 「(試合を振り返って?)自分としてはいいファイトができたと思います。練習したことが出せたと思います。(対戦相手の印象は?)前にも言ったと思いますけど、武尊選手のことは大好きです。彼のファイトスタイルを自分でも研究して、練習に取り入れてきました。この試合に向けて2ヶ月、集中してトレーニングしたんですが倒せなくて残念でした。(採点結果については?)ジャッジのかたがたの見方があるので、何も思っていません。ファンのかたにエキサイトしていただければ、それでよかったと思います。(想定していた武尊選手と違いはあった?)やはり、戦う前は凄く強い選手と思ってたんですけど、その印象どおりではなくて。自分をKOできなかったので、自分のレベルも上がったんだなと思います。今日はヒザをもらいすぎました。そのガードがキッチリできていたら、もっと違う展開になっていたと思います。(ファンへのメッセージを)応援ありがとうございます。試合を観てくださってありがとうございます」


■試合後の武尊選手のコメント 「(試合を振り返って?)チャンピオンとして最低限の仕事しかできなかったなってモヤモヤしてます。(対戦相手の印象は?)気持ちが強いのは知っていても、倒せるかなと思ったんですけど。今日は勝って勉強だなと思いました。(相手の攻撃は?)パンチは回転で打っているので、タイミングであたるとパンチあるなと思ったんですけど。攻撃よりも気持ちの強さを感じましたね。前蹴りは気にならなかったです。よけられるんですけど、効かないから前に出ました。(あせりは?)そこまではいってないですけど、パンチを腹に入れても下がらなかったので、作戦ミスとまではいかないですけど……。(どんなところを強化したい?)全部ですね。気持ちだけで勝っていると思っているので。世界一強い男は、どの部分でも一番だと思うので。スピード、パワー、テクニク、もっと上げていきたいですね。また、KOできなかったので、来年の目標ですね。(ファンへのメッセージを)毎回KOだけを求めて練習からやっているので。僕もそれを観てパワーをもらったので、夢とか希望を与えられる、人に影響を与えられる試合をしていきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」



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動画

試合情報

BRAND
大会名
2017年09月18日(月・祝)K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~
日程
2017年09月18日(月)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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