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サッタリ、電撃参戦!「リュウ・ツァーvs.ターザンの勝者とやりたい」=5.4K-1 BEYOND

 5月31日(土)に神奈川・横浜BUNTAIで開催される「K-1 BEYOND(ビヨンド)」の記者会見が、28日に都内会場にて行われ、追加対戦カードが発表された。

 発表されたのは、-56kg契約で対戦する第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)と、第8代Krushバンタム級王者の池田幸司(日本/ReBORN経堂)の一戦。また、K-1クルーザー級ではK-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂) の参戦が決まった。

 サッタリは、24年9月にK-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチで王者リュウ・ツァーに挑むも判定負け。25年10月の『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE』では巌流島ルールに挑戦してマーカス・レロ・アウレリオからKO勝ちを奪い、25年4月にKrushクルーザー級王座を返上し、今回は仕切り直しの一戦となる。

 なお、対戦相手はこれからの調整となる。会見に登壇したサッタリのコメントは、以下の通り。
■サッタリのコメント

「お久しぶりです。また、ここに戻って来れて嬉しいです。これまでチームの仲間と話し合い、K-1でやり残したことがあるので、それをやるために来ました。まだ相手は決まっていないんですけど、誰と戦っても自分がさらに強くなっていることをまた違う形で見せたいです」

――やり残したいこととは?

「タイトルも一つ。あとは戦いたい相手がいます。すべてを倒すまでは、K-1での挑戦を続けたい」

――戦いたい相手とは?

「クルーザー級の選手、すべてです」

――Krushクルーザー級タイトル返上の理由は?

「Krushのタイトルを持っていても、もうやりたいことはない。ベルトを返上して、また一からやり直したいと思ったことも理由の一つです。あとは、K-1のタイトルに集中したいと考えています」

宮田P「Krushのベルト返上は、実行委員から相談させていただきました。何回も防衛を重ねていますし、リュウ・ツァー選手とのK-1のタイトルマッチもやりました。K-1タイトルを狙う中でKrushに出てもらうよりも、他の日本人選手にチャンスを与えたいと相談させていただき、今回の返上になりました」

――エンセン井上さんのチームに加わった経緯は?

「自分が日本でトレーナーやジムを探している時に、力になってくれたのがエンセンさんでした。話し合いをして行く中で、強い選手同士のリスペクトがありつつ一緒にやっていこうと今回の所属の流れになりました」

――MMAとの二刀流?

「それは分かりません。チームと団体の話し合いで決まるので、私は用意された相手と戦うだけです」

宮田P「K-1に所属する選手がオープンフィンガーグローブで試合をしてみたいとか、最近はよく聞きます。僕自身は、K-1所属でMMAに挑戦してもいいなと思っています。最初がサッタリ選手だったら、いいなとも思っています」

――K-1クルーザー級タイトルマッチでリュウ・ツァー選手とターザン選手が対戦するが、どう見ているか?

「2人とも試合したい。まずはリュウ・ツァーをKOしたい。その後に、ターザン」

――勝敗は?

「気にしません。2人とやりたい。まずはリュウ・ツァーvs.ターザンの勝者とやりたい。その後、次の人とやります」

――シナ・カリミアン選手がRIZIN男祭りで皇治選手とボクシングマッチを行うが、どう見ているか?

「何のための試合なの?どうでもいいと思っています。自分のことしか興味ない」

――カリミアン選手と試合はしたくない?

「今はしたくない。昔はベルトを持っていたからやりたかったけど、今は意味ない」

――なぜしたくない?

「なんで、やらないといけないの?ベルト持っていませんよ」

宮田P「単純に試合が見たいのだと思います」

「すべての条件が整ったら、明日でもやります!」

――エンセン井上さんから何を学んでいるか?

「エンセンさんは、とても強い選手でした。アグレッシブでメンタルも尊敬しています。学べるとしたら人間性、気持ちの強さ、テクニックです。すべて見についています」

――大和魂は芽生えている?

「サムライのスピリットが根付いていっています。自分はラストサムライになりたい」

――K-1とMMAの練習をどちらもやっているか?

「K-1とMMA、どっちもやっています。どちらもできるように準備をしています。ボクシング、キック、MMAすべてに対応できるようにしています」

――K-1とMMAの二刀流でやりたい?

「両方やっていきますが、両方興味あります。選手生命は長くないので、チャンスいただけるのならば、毎月どちらかをやりたいくらいです」

――MMAでの目標は?

「ゴールはベストになること。K-1で一番。MMAだとUFCが世界一。今は、そこで一番になることがゴールです」

――最後にメッセージを。

「こうしてK-1に戻って来れて嬉しいです。みなさんの前で、ずっと試合をしたかったです。いいパフォーマンスを見せられるようにしたいと思っています。みなさんも夢を追いかけるのは忘れないようにしてほしいです。自分もそうした姿を見せたいです」
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