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「Krush.165」9.28(土)後楽園<インタビュー>山浦力也「この試合は今後の格闘技人生においてすごく大事な試合だと思っていて、本当にこの試合にかける思いはものすごく強いので、そこを見てもらいたい」

9月28日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.165」の[Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]に出場する山浦力也選手のインタビューを公開!










──今回、大鹿統毅選手が対戦相手だと聞いた時にはどう思いましたか?


山浦 最初は、やっぱり今まで階級も違ったのでちょっとビックリしました。しかも2階級下だったので、やることはないだろうと思っていて、まさか2階級上げてくるとは思わなかったので、ちょっと驚きましたね。ただ、元チャンピオンで試合も見ていたので、ここで勝ったら自分としてもデカいなと思って、オファーが来てすぐ、やると決めました。


──対戦相手としての大鹿選手について、強さとかうまさを感じるのはどの部分ですか?


山浦 一番はスピードが速いことと、距離を取るのがうまいのかなと思います。スウェイとか、目を外してその後の返しだったり、クリーンヒットをあまりもらわないなというのも思いますね。


──一方で、山浦選手自身は階級を下げてから好調に勝っていますよね。ご自分での実感はいかがですか?


山浦 階級を下げる前はちょっと格闘技から離れていて、そこから本当に周りの方のサポートもありまして、格闘技に集中できる環境で今やれていて。そこから本当に気持ちを入れ替えて、階級も新たに変えて、本当にチャンピオンになるという気持ちでやっているので、今は本当に充実した格闘技生活ができているという感じです。


──階級を下げて、コンディションや体作りといったところはどうですか?


山浦 日常的に格闘技に集中できてるので、コンディション的には全然問題なく、調子良く作れていますね。スーパー・バンタム級で2試合やってますけど、体格的に自分はこっちの方がフィットしているのかなという感じがあります。


──当日はどういう試合をして、どう勝ちたいですか?


山浦 やっぱり一番は、見てくれる人たちが喜んでくれるKO勝利ですよね。実力のある大鹿選手をしっかり倒して、アピールしたいです。


──スーパー・バンタム級は、KrushでもK-1でも特に日本人選手が充実している階級だと思うんですが、そこでの展望は?


山浦 もちろんK-1のベルトも狙っていますし、まずそのためにKrushのベルトを獲らないといけないと思っているんですけど、この階級は強い選手がいっぱいいるので、まず一戦一戦、目の前の相手を倒していって、上がっていきたいですね。


──たくさん強豪がいる中で、山浦選手が一番自信を持っている武器というと?


山浦 武器は、やっぱりパンチですね。ここ2試合もパンチで倒しているので、そこに自信は持ってるんですけど、パンチだけに頼らず、しっかり蹴ってから得意のパンチで倒したいという気持ちは、僕の中ではありますね。


──山浦選手は長野県が拠点ですが、今の練習環境はどんな感じですか?


山浦 メインは兄貴(山浦迅也)との自宅の道場での練習ですね。あとは東京とかに出稽古に行って、スパーリングとかをやらせてもらっています。最近だとTEPPEN GYMさんとか、ボクシングジムに行かせてもらったりしています。


──TEPPEN GYMは選手も多いし、練習しがいがありそうですね。


山浦 本当にそうですね。強い選手がいっぱいいるので、本当にいい練習をさせてもらっています。


──そこも含めて、外での練習で手応えを感じているところというのは?


山浦 引き出しの数が自分にはまだ足りないなと思っていたので、出稽古で学んだものを持ち帰って、自分で反復練習をしたり、兄貴との練習で繰り返したりしています。


──そういう点も含めて、今回の試合で一番見せたいものというと?


山浦 強い大鹿選手にしっかり勝って、まだ自分はこんなところで終わる選手じゃない、トップに行けるというところを見せたいですね。それと、今回いい勝ち方ができれば、年内にもう1試合ぐらいしたいと思っています。


──では最後に、今回の試合に向けての“決意”を、改めて教えていただけますか?


山浦 自分も、この試合は今後の格闘技人生においてすごく大事な試合だと思っていて、本当にこの試合にかける思いはものすごく強いので、そこを見てもらいたいですし、ここでしっかり勝って、次に繋げたいと思います。


──分かりました。ありがとうございました!
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