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「Krush.165」9.28(土)後楽園<インタビュー>石田龍大「相手への対策も、それ以外のトレーニングも、毎回死ぬぐらいキツいことをやっているので。練習量は絶対に結果に繋がってくると思う」

9月28日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.165」の第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1Rに出場する石田龍大選手のインタビューを公開!










──このカード自体は6月の準決勝が終わった時点で決定していましたが、8月20日には記者会見で改めて橋本雷汰選手と顔を合わせました。石田選手はポケモンボール持参でしたが、あの会見の“手応え”はいかがですか?


石田 知り合いとか、周りからは「面白かった」という声が多かったですね。やってよかったと思います。


──それによって、石田選手ご自身も試合への意気込みが増した部分もあるのでは?


石田 そうですね。自分のジムの子供たちもあの会見をメッチャ見てくれたので、頑張ろうという気持ちは強くなりました。


──あの会見では、橋本選手の自信満々な発言も目立ちましたが、そこについては?


石田 いいんじゃないですかね、自信満々でいてもらえれば(笑)。練習量では絶対に負けない自信があるので、それを持って試合に臨もうと思います。


──やはりPOWER OF DREAMでガッチリ練習しているから、という自信が強い?


石田 そうですね。相手への対策も細かくやってますし、それ以外のトレーニングも、毎回死ぬぐらいキツいことをやっているので。勝つか負けるかは正直分からないですけど、練習量は絶対に結果に繋がってくると思うし、これをやっていた期間というのはすごく大事だと思います。


──その練習の中で、一番伸びている手応えがあるのは、どの部分ですか?


石田 対策は毎試合やるんですけど、体の強さは試合をやるたびに強くなってるなという実感がありますね。


──POWER OF DREAMでフィジカルといえば、朝練が有名ですよね。


石田 朝練はキツいですね(笑)。1種目だけでも他だったらそれで終わるぐらい疲れるんですけど、そこからまた別の練習が始まるんですよ。例えば中距離ダッシュをガッツリやった後に自転車で坂道ダッシュとか。ジムに帰ってもハンマーを叩いたりタイヤを使ったりとかが続くので。1日だけだったらみんなできると思うんですけど、それを毎日続けるのがどれだけ難しいかという感じですね。あれを続けていると、本当に自信がつきます。


──技術面に関して、伸びていると思う部分は?


石田 試合ごとにやることが違うんですよ。その試合の積み重ねで技術をいろいろ身につけている感じなので、今回、橋本選手と戦うことで、また新しい技術が身についてるという感覚ですね。


──逆に、今回の試合で相手にこうさせたくないということは?


石田 それは特にないですけど、「こうやってきたらこう」という対策は、すごくいろいろ考えています。いろいろな試合展開を考えながら、場面場面の対応は練ってきました。


──ここで勝てば、いよいよチャンピオンということになります。そこについては?


石田 いつもの試合と、案外そんなに感覚が変わらなくて。でもやっぱり、ベルトが欲しいという気持ちはメッチャあるので、そのためにしっかり頑張ってます。


──同時に、この試合は後楽園ホール大会のメインでもあります。その点はいかがでしょう?


石田 メインだからしっかり締めなきゃなというのはあるんですけど、まずはしっかり、会長に言われていることを意識して、試合で出せれば必ずKO決着で終わるかなと思っています。やることをやれば、3R以内には絶対に倒せるという自信があるので。


──ベルトを巻いている自分の姿を想像したりは?


石田 毎日してます(笑)。試合の流れをいろいろ想像しながら、最後の最後でベルトを巻いてるのが俺、というところまで想像していますね。


──チャンピオンになって、その先のビジョンは?


石田 Krushチャンピオンになったら、すぐにK-1チャンピオンに対戦要求したいですね。ケンカを売るというと言葉が悪いですけど、すぐにでも戦いたいので。


──K-1のタイトルマッチが翌日に行われるし、フェザー級は活発に動いている階級でもあります。その中での自信は?


石田 まずはこのKrushのベルトをしっかり獲れば、自然とK-1も見えてくると思うし、K-1のベルトもそう遠くはないかなと思います。チャンピオンをナメてるわけではないですけど、毎日しっかりと格闘技に向き合って生活しているので、自信はあります。


──では今は、早く試合がしたくて仕方ない状況?


石田 そういうわけでもなくて(笑)。けっこういつも、試合が近づくにつれて冷静になってくる方なので。緊張するとか盛り上がるというより、集中モードに入ってくる感じです。環境もいいし、状態もいいので。


──Krushフェザー級は江川優生選手が巻いたベルトでもありますし、他にも多くの実績を残した先輩たちがたくさんいますよね。そこに追い着き、追い越したいという気持ちも?


石田 もちろんそれは強いですね。Krushは偉大な先輩方が最初に獲ったベルトなので、俺もしっかり獲らないといけないと思っています。


──では最後に、改めてこの試合に向けての“決意”を教えていただけますか?


石田 格闘技の才能では、橋本選手の方が全然あるというのは自分でもよく分かってるんですけど、だからこそ、練習量では絶対負けられないと思っています。しっかりここで勝って、自分が最強ということを証明したいです。そして、今までやってきた練習、過ごしてきた時間を後悔はしていないので、それがいい結果に繋がるといいなと思っています。


──分かりました。ありがとうございました!
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