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ゴンナパー衝撃KOの与座優貴「一発目の攻撃受けて、もらったと思った」=7.7「AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024」一夜明け会見

 7月8日(月)都内にて、7月7日に東京・国立代々木第二体育館で開催の『AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024』の一夜明け会見が行なわれ、スーパーファイトで勝利した与座優貴(team VASILEUS)、横山朋哉(リーブルロア)、松山勇汰(ALONZA ABLAZE)の3名が登壇した。
 与座は、-63.5kg契約でゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)をKO。横山朋哉は、K-1スーパー・フェザー級でカベロ・モンテイロ(ブラジル/CFHOUSE)を三日月蹴りで沈め、松山はK-1スーパー・フェザー級で山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)を倒してそれぞれが存在感を示した。
 以下、3選手のコメント。
与座
与座
「出来過ぎかなという倒し方でしたね。(試合後は?)朝まで試合を見直してみました。自分の中の課題がクリアできたのかなと。もう一段階上へ行けたのかなと思っています。(課題は)脱力感、詰め方、距離とかですかね。3月がひどかったので、そこはうまくできたかなと。(試合勘が戻ってきた?)それもありますし、相手がゴンナパー選手だったので、久々に負けられない試合になって。いつも負けられない試合ですが、一段階の上でした。
(強いゴンナパー選手だったという声も)
一発目、威嚇で強いミドルを打ってきた時に仕上げてきたなと感じたことと、逆に威力が想像を超えてこなかったので、もらったなと思いました。
(一発目で?)
はい、一発目でもらったなと、勝ったなと思いました。その後に、ロープを背にゴンナパー選手の攻撃を受けましたが、いつもだったら焦ってしまったと思いますけど、脱力しながら焦らずにできました。
(脱力できたことは)
練習というか、(渡辺)雅和さんと3月からずっとサウスポー対策をしてきていますし、そういった日々の練習で課題がクリアできて、ここ一番の時に発揮できたかなと思います。
(武尊選手や野杁正明選手からのアドバイスは?)
試合の組み立ては正明さんや武尊さんからもいただいていて、倒した飛びヒザ蹴りだったりカーフキックからつなぐフックとかは雅和さんと“これ入りそう”と話していました。でも一発で入ったので、倒れているゴンナパー選手を見て、自分が一番驚きました。あれ、入っちゃったと(笑)。
(ゴンナパー選手の印象は)
楽しかったです。久しぶりに。攻撃力もありましたけど、駆け引きとかあって。自分のカーフキックを警戒してくるのは分かっていたので、絶対に入れてやろうと。向こうもその駆け引きを楽しんでいたように見えました。ゴンナパー選手だから、ここまでの試合になったと思います。
(この先は?)
いや、分からないです。ゴンナパー選手が自分のやりたい選手が彼だったので。
(ムエタイ合宿での成果)
タイの合宿でも、コーチにこれが入るのではと言われて、それで倒せなかったけどひとつ出せました。あとは脱力も、うまい選手は出せているので。いい経験になりました。あとはサウスポー嫌いだったんですが、それがなくなりました。
(前回の試合の違いは?)
一番違うのは、今回バンデージを巻かなくて、素手にグローブをはめてやりました。もともと空手は素手なので、バンデージ巻くとパンチに力みが出るので。運営に確認した上で、バンデージ巻かないでやって、そこが一番違いました。
(飛びヒザ蹴りの前にプッシュして押し返したこと)
フィジカルで負けてないなというのがありました。ゴンナパー選手に前にへ出られると蹴りの威力があるので、こちらから圧力をかけるようにしました。あとは彼がウェイ・ルイ選手とやった時にヒザ蹴りが入る場面がありましたので、入るなと。
(試合映像は何回見た?)
めちゃ見ました。PPVも買ったので。ダウンは2、3パターンでしたが、あと4パターンくらい倒すパターンがありました。50、60回見ました(笑)。
(ファンにメッセージを)
1年ぶりにK-1の大会に出させてもらって、久しぶりにいい勝ち方ができたかなと思っています。これからもっと強くなって、世界最強を証明していきたい」
横山
横山
「昨日は、KOで勝てて、久しぶりのKOだったのでホッとしています。(昨日は寝れましたか?)朝が早かったので、3時過ぎには寝ました。(周囲の反応は?)ここ1、2年はKOをしていなかったんですけど、久しぶりにKOしたら速すぎるよと言われました。どっちだよと(笑)。でも、KOできてよかったなというのと、あとはいろんな人に成長していると言われて、まだまだ進化しないといけない。言われ続けないといけないと思いました。
(対戦相手から契約体重を1kg増やしてほしいという要望があったことは?)
事情があって仕方ないのかなと。そこは相手に感謝しています。試合ができたことについて。
(怒ってもいい場面でもあったが)
僕は試合をしたかったので。なくなるのならば階級を上げていいくらいでいました。イライラは、試合でぶつけられればいいと思っていました
(試合でぶつけられた?)
そうですね、倒せたのですっきりしました。
(K-1のタイトル挑戦については?)
純粋にK-1のベルトが欲しいだけで、トーナメントでもいいと思っています。K-1のブランドを高めて世界一を証明したいだけです。そのためにベルトが欲しいだけです。
(現チャンピオンのレオナ・ペタス選手はSNSで反論みたいなコメントがあります)
とくに気になっていませんけど、やってくれるならやりたい。もちろん、レオナ選手が強いのは分かっているので、挑み続けたいなと思っています。
(群馬県大会開催の希望については)
群馬で一回もしたことないので。あとは地方にいる選手に、輝ける舞台を作りたいなという思いもあります。北関東とか、そういうチャンスがあげれば地方も盛り上がってくれるのかなと(宮田代表は、前向きに検討するとの返事)」
(ファンへメッセージ)
昨日は応援ありがとうございました。世界で一番強くなりたくてやっているので、どんどん、突っ走っていきたいなと思っています」
松山
松山
「試合映像を見返して、前回の試合で見つかった課題を思い出しながら戦うことができて、経験を活かして戦うことができました。(昨日は寝れましたか?)寝ようと思っても寝れなくて、気づいたら朝5時くらいになっていました。(頭の中は横山朋哉選手のことを考えていた?)いえ、まだですね(笑)。試合が終わったばかりだったので、あっという間だったなと。余韻に浸っていました(周囲の反応は?)山本選手はタフというイメージがあるので、よく倒せたなと言われました。
(今回の課題は、どういう内容だったか?)
自分の中では2Rまでに倒したいというのがあって、やっていく中でやれたことを意識することができました。
(新しいジムで一発目の試合。卜部功也会長からは何を言われたか?)
試合前は、やってきたことを出せば絶対に勝てるからと言われて自信があるまま試合ができましたし、2R目に入る前に、いいね、いい感じと言われながら、やるべきことを聞いて、気持ちが上がってよかったです。
(環境の変化での進化は)
それぞれの環境で違うと思うんですけど、ALONZA ABLAZEの追い込みは、これまでやってこなかった内容だったので、それでスタミナ、気持ちの自信がつきました。
(山本選手の強さは感じた?)
頑丈だったり、気持ちの強さですかね。あと山本選手の試合は、後半にペースが上がっていくイメージがあるので、1Rはドンと構えて2R目にギアを上げる形でした。KOで倒したかったので、それはよかったです。
(昨日の大会の試合映像は、横山選手の試合も見た?)
はい、みました。単純に強いなと思いました。
(対戦相手として見ていた?)
以前から、横山選手に関しても、髙橋直輝選手に対しても、いつか戦うと思っていたので、こうやって戦おうと見ていました。決まれば、もっとしっかり意識してという感じです。
(K-1のベルトは?)
もちろんあります。チャンピオンの称号がほしいです。ただ、Krushを飛び越えてK-1のベルトをとる選手は少ないので、そこは順を追っていきたいと思っています。
(次はKrushのタイトル挑戦?)
もらったチャンスはすべて活かしたいとは思っていますけど、焦ればいいとも思っていないです。相手との勝負論があるべきだと思うので、そこは実績を積みながらという感じです。
(ファンのメッセージ)
強くなって、もっともっと勝ち進んでいくので楽しみにしてください」
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