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-55kg世界Tで璃明武がチェケッティとマッチアップ、大久保琉唯は中国19歳と新鋭対決へ=7.7「K-1 WORLD MAX」

 5月29日(水)都内にて、7月7日(日)に国立代々木競技場第二体育館大会で開催の「K-1 WORLD MAX」の記者会見が行われ、「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」の全対戦カードが発表された。

 第7代Krushスーパー・バンタム級王者の璃明武(りあむ、日本/K-1ジム総本部チームペガサス)の相手は、イタリアのルカ・チェケッティに決定。また初代Krushフライ級王者の大久保琉唯(日本/K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)は、中国の19歳のジャオ・ジェンドン(中国/深圳盛力人和ファイトアカデミー/CFP)と超新鋭同士のマッチアップとなった。

 璃明武は、今年3月に倉田永輝をKOで下し二度目のKrushスーパー・バンタム級王座を防衛したばかり。対するチェケッティは、“スナイパー”のニックネーム持つ危険なファイターで、23年9月に『ONE Friday Fights 31』で中国のフオ・シャオロンから判定勝利し、WAKO世界2階級を制した後、24年3月にK-1初参戦で玖村将史と対戦している(判定負け)。

 大久保は、22年6月の「THE MATCH 2022」で那須川天心の弟・龍心に勝利。9月は初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座に就いた。23年からバンタム級に階級を上げ、今年3月に壬生狼一輝を破った。

 対するジェンドンは、19歳の中国期待の新鋭。26戦して25勝と優秀な戦績を残し、甘いマスクとは裏腹に、ゴングが鳴るとアグレッシブに攻めるスタイルが特長だ。左右フックの連打と強烈なローキック、さらに危険なヒザ蹴りのコンビネーションはまるで“地獄の風車”という評価もある。
 
 璃明武、大久保、チェケッティ、ジェンドンのコメントは以下の通り。

璃明武
「(意気込み)相手が決まって、ルカ選手は前回のK-1参戦していて海外で活躍する強豪の選手なので楽しみです。分かりやすい内容で、いい勝ち方ができるようにしっかりと準備します。
(相手の印象)直近のK-1に参戦しているので、分かりやすい相手なのかなと思います。上の階級でやってきたので、パワーがあるかなと。
(どんな試合を見せたいか?)わかりやすのはKOが理想。判定になったとしても圧勝したいです。
(決勝で金子vs玖村を阻止する気持ちは?)
見たい意見があるのはいいと思いますけど、だったら日本人2人と海外の選手2人でやればと思います。でも、自分と大久保選手が呼ばれたのが現実なので、そこは勝ちたいと思います。
(決勝で戦いたい相手は?)
大久保選手と同じことを言おうと思っていましたが(笑)、ファンからいろいろと言われていたと聞いたので、大久保選手と決勝で戦いたいです」
大久保琉唯
「(意気込み)相手が決まって、19歳と同い年。身長も同じくらいの選手と初めて戦うんですけど、試合映像みても強い選手です。難しい試合になると思いますが、必ず勝って次につなげます。
(相手の印象)
パンチャーだなというイメージです。でもスピードは僕の方があるので、圧倒したいと思っています。
(どんな試合を見せたいか?)
下馬評とかも見ても勝てないとか言われているので、今回の試合でいい勝ち方をして、大久保いけるんじゃないかなというのを示したいです。
(決勝で金子vs玖村を阻止する気持ちは?)
そういう意見もありますけど、できるからには勝ちに行きます。
(批判的な意見については?)
ストレスを感じないし、黙ってろという感じです。正直、SNSで言われる方だと思います。それはSNSで発信しているからだと思いますが、いろんな人がいるのであまり気にしていないです。黙ってみていてくれという感じです。
(階級上へのチャレンジだが体重は?)
これまでは毎日、甘いものを食べていたんですけど、タンパク質をとるようにしています。通常体重も53kgより増えましたし、楽しみにしてください。
(決勝で戦いたい相手は?)
絶対に選ぶとしたら、ここは逆のブロックで璃明武選手に引っくり返してもらって、お互いに決勝で戦いたいです」

ルカ・チェケッティ
「みなさん、こんにちは! 世界で最も権威ある大会で、世界中から多くの強者が集まるK-1 WORLD MAX -55kgトーナメントに参戦できることをとても嬉しく思います。次の試合に向けた準備はしっかりできていますし、早くリングに上がりたいと思っています。対戦相手の試合をいくつか見ました。とてもクリーンで、直線的な攻撃を仕掛けてくる印象でした。身長もあるので、懐に入るのは難しいですが、勝つためにしっかりと作戦を立てていきたいと思います。見応えのある試合になることは間違いありません。会場に来てくれるファンも、家で観戦するファンも、みなさん応援をよろしくお願いします!」

ジャオ・ジェンドン
「皆さんこんにちは!中国のジャオ・ジェンドンです。私は7月7日のK-1 WORLD MAX -55kg級世界最強決定トーナメントに参戦することになりました。対戦相手の大久保琉唯選手はとても強い選手ですが、しかし私も中国では高い実力を有した選手です。リング上では、キックのみならず全ての攻撃を使い、前に出て試合をコントロールするスタイルです。中国代表として必ず一回戦を勝利し、さらに-55㎏級優勝のベルトも手に入れます。日本のファンの皆さん、どうぞ私を応援してください!」
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