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「Krush.162」6.23(日)後楽園 玖村の再起戦の相手は桝本に決定! 森坂のラストマッチの相手はキャリア3戦の松本海翔!!

 523日(木)、都内・GSPメディアセンターにて、6.23(日)「Krush.162」後楽園ホール大会の追加対戦カードと、7.27(土)「Krush.163」後楽園ホール大会の第1弾カード発表記者会見が行なわれた。
 
 まず発表されたのは6.23Krush.162」で、未定だった玖村修平の対戦相手だが、桝本翔也に決定。両選手揃っての会見となった。2022年に第6Krushフェザー級王者となった玖村だが、昨年、森坂陸に敗れて陥落。その後、昨年の9.16KNOCK OUTに参戦したものの、そこでも栗秋祥梧にKO負けを喫し、「辞めようかなと思って、次の道に進むことも考えた」と引退も頭によぎったそうだ。しかし、KNOCK OUTでの敗戦によって逆に、「その試合でいい意味で目が覚めた」と、もう一度闘志を奮い立たせたという。大阪にいた玖村は、元々いた団体との問題もあって上京するのも簡単ではなく、無理やり上京してKrushの会場に行った帰りに、たまたま電車の中で出会った宮田充Krushプロデューサーに「試合に出させてください」と直訴。その直訴が現在のK-1ファイターとしての玖村に繋がった。そんな思いを背負ってK-1 GROUPのリングに立っていたこともあり、「自分がやりたかった格闘技、自分がなりたかった男になる前に逃げるのは違うかなというのがあって、もう一回一からやろうと思いました」と、再びリングに立つ決意をしたというのだ。
 そのため、今回の試合に向けては並々ならぬ覚悟を見せる玖村。対戦相手の桝本に関しても、「1発のパワーがあって危険な選手かなと思っている。圧倒的に負けているっていう試合ではなく、もったいない負け方をしているんで、そういう意味では危険」と甘く見ている様子はない。「僕も崖っぷちだし、お互いに負けられない。僕の覚悟の方が上回っているっていうことを見せたい」と、再起戦に向けて悲壮な覚悟を語った。
 対する桝本もKrushのリングでは2019年から勝利から遠ざかっている。しかし、最近は九州の団体に出て11敗の戦績を残してタイトルマッチも経験。20229.24Krush.141」以来のKrush登場となった。相手は元Krush王者の玖村とあって、「K-1でもビッグネームの選手と当てていただいて感謝しかないので、しっかり試合で見せたいと思います」とモチベーションも高い。玖村の覚悟も感じ取り、「ファイトスタイルも凄い熱い打ち合いにくるんで、それに応えて、そこで逃げたら一気に負けるなって思うので、しっかり自分も立ち向かって打ち合いたいです」と、真っ向勝負に出ることを宣言していた。
Krush.162」では、もう1試合、対戦相手が未定だった元Krushフェザー級王者の森坂陸のラストマッチの相手も、松本海翔に決定。松本は現在17歳で、試合時もまだ18歳という新鋭中の新鋭だ。K-1アマチュアで優勝し、現在プロ戦績は33勝(1KO)だが、元Krush王者の森坂のラストマッチの相手に自ら名乗り出た。キャリア差がかなりあるカードだが、宮田プロデューサーも意気込みを買い、森坂も受諾したことで正式に決定したという。これで「Krush.162」は全カードが揃った形となる。
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