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松谷綺vs.チョン・ユジョン決定!「自分のやり方でKrushも、K-1も引っ張っていきたい」(松谷)=7.7「K-1 WORLD MAX」

 5月22日(水)都内にて、7月7日(日)に国立代々木競技場第二体育館大会で開催の「K-1 WORLD MAX」の記者会見が行われ、スーパーファイトが追加発表された。
 
決定したカードは、[K-1女子アトム級(-45kg)/3分3R・延長1R]の松谷綺(日本/ALONZA ABLAZE) vs.チョン・ユジョン(韓国/BAEBANG KANGSUNG GYM) 。

 松谷は空手をバックボーンとし、様々なアマチュア大会で優勝を重ね、2019年6月にプロデビュー。21年に卜部功也が代表を務める「ALONZA ABLAZE」所属となり、同年10月にKrush初参戦を果たし、森川侑凜からダウンを奪って勝利。22年2月は豊嶋里美を下し、6月にK-1初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントにエントリー。準決勝で菅原美優に敗れて、プロ初黒星。
11月のKrushで優に勝利して再起を果たすと、23年4月Krush初の女子大会「Krush~RING OF VENUS~」では韓国のウォン・ガヨンに勝利して連勝。7月のK-1では元K-1女子アトム級王者パヤーフォン・SWタワンを延長判定の末に撃破した。11月に奥脇奈々を下して第4代Krush女子アトム級王者となる。

 対するユジョンは韓国から18歳の新鋭がK-1に初参戦! 第4代Krush女子アトム級王者の松谷綺と、24年7月のK-1で対戦する。これまで獲得したタイトルは、Refresh女子-50kg王座。身長157cmと松谷より5cm高く、ファイトスタイルはオーソドックス構え、アグレッシブに前へ出てパンチ連打から左右の蹴りへつなげるコンビネーションが特長だ。Krush女子アトム級王座、そしてK-1のアトム級女王の座を奪うため、まずはノンタイトル戦で松谷の首を狙う。 

 現K-1女子アトム級王者・菅原美優が一時戦線離脱することを自身のSNSで発信している中、松谷が国際戦でどういうインパクトを残すか
松谷綺
「チャンピオンになって一発目の試合なので、ファンの皆さんにも期待してもらっていると思うので、チャンピオンらしく盛り上がる試合をして、期待に応えられるように頑張りたいと思います。

(対戦相手の印象)48kgとか50kgで試合をしているの映像を見ていて、50kgではタイトルも獲っているということなので少し体が大きい、パワーがある選手だと思いました。

(K-1女子を自分が引っ張っていく気持ちは?)今後、菅原選手がどうなるのか分からないんですけど、自分のやり方でKrushも、K-1も自分が引っ張っていきたいと思います。

(前回のK-1でいい試合をしたSAHOに対して対抗心があったり、刺激を受けたか)すごい刺激をもらいました。階級が違うので対抗心はないんですけど、自分もSAHO選手やKANA選手以上に、日本でもそうですし、海外でも注目を浴びたいと思います。

(菅原がチャンピオンでいる間に挑戦したいという気持ちはあるか)前回負けているので、もちろん菅原選手がやってくれるなら、そこで勝って自分がチャンピオンになりたいという気持ちはあるんですけど、目指すところはK-1のチャンピオンなので、菅原選手がチャンピオンではなかったとしても、自分が取れればいいなという気持ちです。

(菅原美優とRISE・宮﨑小雪の王者対決の感想)率直に言うと、会見からやる気が出ていないというか、自分はそういう風に感じたので、もっと行けたんじゃないかなと思います。試合内容は小雪選手も巧いし、自分もやって負けたことがあるので、自分の思い通りにならなかったこともあるんだろうなと思ったんですけど、自分ならもっとできたんじゃないかなと思います。自分がやり返したいです。

(ジム代表の卜部功也の復帰戦の感想)めちゃくちゃ刺激を受けました。やっぱりファイトスタイルもそうですし、ファンのみんなの心が動いたと思うので、自分もああいう試合をして、もっとバッチリ試合をして、功也さんみたいな選手になりたいと思いました。

(対戦相手が18歳について)今までは年上の選手とやることが多かったのですが、下からどんどん強い選手も出てきて、年下の選手に負けるわけにはいかないので、そこでバッチリ決めたいと思います。

(ジムに松山勇汰が加入して刺激になる部分はあるか)幼馴染でもともと空手時代から知っていて、めちゃくちゃ強い選手で、戦い方がうまくて、アグレッシブで自分が好きな戦い方でもあるし、やっぱり技術もすごくあります。ジムでみんなで教えてもらったり、教え合ったりと、いい刺激になっています。

(ファンにメッセージ)国際戦なので、K-1の強さを証明するためにも7月までに完璧に仕上げて完封で勝ちたいと思っているので、ぜひ会場で応援よろしくお願いします」


チョン・ユジョン(会見を欠席のためにメッセージ)
「K-1の舞台に立つことになって、相手が松谷選手ということもあってとても光栄です。本当に巧い選手だということを知っていますが、私は自分の武器で試合を盛り上げたいと思います。KOだったとしても私は私の全てをお見せするために最善を尽くします。ありがとうございます。ファイティング!」

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