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K-1対RISEの5vs5対抗戦を開催に軍司泰斗「ダブルタイトル戦をやりたい」仰天プラン提案=3.20「K-1 WORLD MAX」

 1月19日(金)都内にて、3月20日(水・祝)に国立代々木競技場第一体育館大会で開催の「K-1 WORLD MAX」の記者会見が行われ、K-1対RISEの5vs5対抗戦の実施が発表された。

 会見には、K-1のカルロス菊田プロデューサー、Krushの宮田充プロデューサーに加え、金子晃大、軍司泰斗、レオナ・ぺタス、玖村将史の日本人4選手が登壇。対抗戦のメンバーは決まっていないものの、3月の代々木大会への出場候補選手として並んだ。

 RISEとの対抗戦についてKrushの宮田充プロデューサーは「RISEさんとの対抗戦は昨年3対3マッチを組んできましたが、今回は5対5マッチになります。対抗戦に出てくる選手は、K-1に出てくる以上、全員が世界標準だと思っています。勇敢なファイター、完璧に叩き潰せる5人を選びたい」と自信を持って送り出すという。

 また、4名の選手は対抗戦か、もしくはスーパーファイトのいずれかに出場する予定だ。
 会見に登壇した金子は「今年の意気込みはTHE MATHCで負けてやってきたこと、新しいトレーナーとやってきたことと、昨年は仮免許に合格ということで、今年は僕の中で本命の試験、やってきたことの証明だと思っています」と語り、戦いたい選手として「鈴木選手で」とTHE MATHCで負けたRISEの鈴木真彦との対戦を表明した。
 玖村は「前回、9月の試合(金子晃大戦)が終わってから、12月大阪、1月といいオファーもらってしまったんですが、流れてしまいました。その中でも練習してきたんで、3月にまた強くなった姿を見せたいと思いますので楽しみにしていてください」と意気込んだ。
 軍司は「僕がずっと言っていたフェザー級を統一ということで、今回そういう機会があるのかなと思っているんで、それが今年の目標。その統一ができればいいなと思っています」とコメント。
 最後にレオナは、「昨年12月に負けて(レミー・パラ戦)。でもベルトがあるんで、まだ生きている感じ。5対5でも、タイトル防衛戦、どちらでもいいです。タイミング的には5対5に行きたい。その後にベルトをかけて戦いたい」とアピールした。
 対抗戦で対戦したい選手については、金子が鈴木真彦を指名したことに続き、玖村は「僕は対抗戦には興味がないです。前回、55kgはK-1が最強だという証明したので。仮にK-1の選手が負けたら、僕がまた証明できればいいなと思います。海外の選手と戦って勝ち進み、(金子と)4度目の対決をしたい」と語った。

 軍司は「僕はいろいろな選手に名前を出してもらっていて、その中でもメリットのある選手はRISEチャンピオンの門口(佳祐)だと思っているので、できるか分からないけどお互いのベルトをかけてやれればいいなと思っています」とダブルタイトルマッチをアピールした。

 レオナは「僕もRISEの常陸(飛雄馬)選手とか、シュートボクシングの笠原(友希)選手に名前をあげてもらっているんですけど、正直興味なくて、チャンヒョン・リーとやりたいなと。向こうは負けたし(チャンヒョンは大雅に判定負け)、僕も負けたので、ちょうどいいかなと。持っているな、流れを持ってきたなと思います」とチャンヒョン・リーの名前をあげた。

 なお、軍司からダブルタイトル戦の提案があったが宮田プロデューサーは「ここでは決められないです。チャンピオンの防衛戦があると思うので、RISEの伊藤代表と話し合います」と一時預かりとなった。軍司は「誰もできないことをしたい。それができれば史上初となりますし、これが本当の統一戦だと思う」と訴えた。

 仰天のプランを提案した軍司は、RISE王者の門口との対戦実現も含めて、どんな顛末になるのか興味は尽きない。
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